今回は新たなクラウドファンディングの事業者を紹介。
東証プライムの事業者による不動産投資型クラウドファンディング、今後に期待できそうです。
<目次>
運営母体は東証プライム企業!
今回紹介するサービスは、「GALA FUNDING(ガーラファンディング)」です。
クラウドファンディングの類型は「匿名組合型の不動産投資型」。
不動産に対して間接的に投資を行い、不動産を直接所有するわけではないため、得られた収益は雑所得になります。
その代わり営業者は投資家と同じ物件に劣後出資を行い、損が生じた場合は営業者が先に損失を背負う仕組みがあるため、投資家の資産が保全されやすいという特徴があります。
強みは事業者の信頼性
GALA FUNDINGの特長の一つは、事業者の信頼性にあると思います。
営業者は「ガーラマンション」「ガーラレジデンス」などで知られる、東証プライム上場のFJネクストホールディングス社であり、安定性という意味では最高レベルでしょう。
直前期(2022/03期)の売上高は823億円、営業利益は91億円と、業績は堅調。
創業41年の実績とノウハウ、そして入居率約99%という品質の高い物件に、1口1万円から投資できるのがポイントです。
もしかするとそのうち、FJネクストホールディングス社の株式を所有することによる投資への優待があるかも? などと当てずっぽうながら考えています。
案件の特徴
GALA FUNDINGでこれまで募集されている案件は2つ。
年利4.0%~5.0%、運用期間6ヶ月、募集規模は数千万円の案件です。
GALA FUNDING#1は白金高輪、#2は東麻布といずれも首都圏一等地にあるマンションの区分所有が対象で、人気の立地であることから流動性は高いと思われます。
また分配原資が賃料であるインカム型、営業者の劣後出資も30%あること、運用期間終了時には物件が営業者の固有財産に戻ると推測されることから、元本の安全性は高いと思われます。
一方でマスターリースによる賃料保証はないようなので、空き室が発生した場合は予定した利率より低くなる可能性はあります。それを見越して、6ヶ月という短い運用期間にしているのかもしれません。
今のところはサービス開始直後であまり知名度が高くありませんが、事業者の信頼性と案件の堅さを考えると、同様の性質を持つジョイントアルファやRimpleのように人気が沸騰する可能性は十分にあると思います。
会員登録方法
GALA FUNDINGの会員登録を行うには、スマートフォンによる本人認証が必要です。
・入力したメールアドレスと携帯電話番号宛に、認証コードの記載されたメールとSMSが届く
↓
・スマートフォンのインカメラで身分証明書と顔を撮影し、その後アウトカメラで身分証明書を撮影
↓
・その他必要事項を記入
↓
・登録メールアドレスに会員登録完了のメール、本人確認コードを入力して投資開始
という流れで会員登録が進みます。詳細については下記の公式サイトも参考にしてください。