今回は、クラウドファンディングの界隈における最近のニュースを紹介します。
個人的にはどちらも朗報です!
<目次>
「FUNDINNO MARKET」参加費無料に!
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」では、未上場株式をユーザ間で売買できる「FUNDINNO MARKET」というサービスがあります。
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未上場株式を売買するためには株主コミュニティ(市場のようなもの)に参加する必要があり、これまではその参加費用は月額1,100円(年額11,000円)でした(*)。
*ただしこれまでキャンペーン期間などで無料であり、実際に参加費用はかかっていないはずです。
今回、この参加費用が8月より無料となりました。
つまり株主コミュニティ(売買市場)に参加するだけであれば、費用はかからないということになります。
「売買手数料は売手・買手ともに5.5%」という点は変わっていませんが、未上場株式の売買で手数料が発生するのはむしろ自然なことだと思います。
現状、FUNDINNO MARKETでの参加者は3,500名弱。累計約定件数は500件以上、約定金額は1億6,700万円ほどあります。
参加費が無料になったことで、今後参加人数が増え市場が活発化することが期待されます。
詳細は伏せますが、平均成約単価が募集金額の5倍以上になっている銘柄もあります。リスクもありますが、検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
CAMPFIRE Ownersの今後について
もう一つは、クラウドファンディング大手の「CAMPFIRE」が運営する「CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)」について。
CAMPFIRE Ownersは2022年5月、CAMPFIREグループの方針により新規ファンドの取扱いを停止しました。
その時は正直、今後のファンド取り扱いはしないかなと思っていたのですが、なんとファンド再開の連絡が入りました。
(CAMPFIRE Ownersのお知らせより引用)
現在、CAMPFIRE Ownersでは新規ファンドの募集を停止しておりますが、目下、新しい事業体制下でのファンド募集再開を検討しています。
現CAMPFIRE Ownersチームが資本とメンバーを増強し、CAMPFIRE Ownersの基本コンセプト「金融包摂の推進」「挑戦者を投資で応援」「社会変革を起こす投資」を全面的に継承・進化させ、新しい金融サービスを展開していくことを検討しています。
何があってのファンド取り扱い中止&再開なのかは分かりませんが、何にせよ朗報にはまちがいありません。
「夏の終わり頃のファンド募集再開を目指し鋭意準備しております」とのことなので、楽しみに待っています。