この年末年始、クラウドファンディングで10億円前後の大型案件が2つ募集されます。
私は両方とも投資予定ですが、それぞれの集まり具合にも注目しています。
<目次>
オーナーズブック 渋谷区戸建用地案件
2014年にサービスを開始した老舗の融資型クラウドファンディング(不動産特化)、オーナーズブックから大型案件が登場です。
・目黒区新築マンション第5号第1回
募集開始:12/27 18:00~(一般枠)
予定年利:4.3%
運用期間:25ヶ月
募集金額:7億円
保全など:不動産担保 LTV80%前後、保証あり
本案件は、渋谷区神宮前の戸建用地を担保にした貸付となります。
現地の建物は2022年12月26日時点で取り壊し済、将来的には戸建用地として分譲予定ですが、今のところは駐車場として一時的に賃貸されている状態です。
年利4.3%で25カ月というのはオーナーズブックとしては標準的な条件ですが、募集枠は7億円とかなりの高額。私も投資する予定ですが、どのくらいの期間で埋まるか注目しています。
CREAL ロジスティクス東京鹿浜
CREAL(クリアル)からは、「ロジスティクス東京鹿浜」が登場。こちらは10億超えの大型案件です。
・(仮称)CREAL ロジスティクス東京鹿浜
募集開始:1/5 20:00~(一般枠)
予定年利:4.8%
運用期間:24ヶ月
募集金額:10億3,800万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率約5%
東京都足立区内にある新築物流施設が対象です。
首都高速から1kmほど、前面道路は環七通りということから物流施設としてのポテンシャルは高いと考えられ、またテナントと5年間の定期借家契約を結ぶことで賃貸リスクの低減を行っています。
劣後割合は5%と少し低いものの、立地に優れた物流施設は今後ますます需要が伸びることが予想されます。
CREALで以前に投資していた「上野オフィスプロジェクト」が無事償還され、元利が戻ってきましたので、この預り金で本案件に投資する予定です。