今回は短く一報。
私は2021年の秋頃から投資家という名前の無職になっていますが、このたび季節外れの賞与を受け取りました。
<目次>
賞与(還付金)
と言っても、働いてないのに給与も賞与もあるわけがありません。
今回受け取ったのは、所得税の還付金です。
クラウドファンディングは収益のうち20.42%が源泉徴収されて振り込まれます。すでに支払い済みの所得税は確定申告で詳しく計算され、最終的に還付(もしくは追納)が行われることになります。
今回受け取った還付金は80万円ちょっと。
この後で説明するマイクロビジネスによる収入・経費の通算と、そもそも会社を辞めた私の所得は累進課税税率で言えば10%そこそこしかないので、源泉徴収された所得税の半分以上が還付されることになりました。
還付された金額の原資はほぼ100%がクラウドファンディングの源泉徴収なので、キリが良いところで80万円をクラウドファンディングの収益に追加して計算することにします。
雑所得であることを利用する
クラウドファンディングの所得はほとんどが雑所得になり、一般的には税制上不利だと言われています。
確かに雑所得は雑所得以外の所得と損益の相殺ができなかったり、年をまたいだ損益通算ができなかったりとデメリットは多いです。しかしそれにしたって、物は考えようなのは世の常。
雑所得は同じ年度の雑所得の中でなら損益の相殺が可能なことを利用し、雑所得となるようなマイクロビジネスを複数持って損益を通算するというのが、私の基本戦略である「雑所得闇鍋方式」です。
例えば当ブログや他のブログ、ネットコンテンツ、物販などなど。
それぞれに収入があり、そして経費が発生しますが、これらは副業である限り雑所得というのが通常の解釈です。事業所得とすることも可能かもしれませんが、私の場合メインのクラウドファンディングが雑所得である以上、これらマイクロビジネスを事業所得として申告するメリットがありません。
それに事業所得にしなければ白色申告のまま、複式簿記も不要という省力化メリットもあります。
この方法は簡単とは言いませんが、クラウドファンディングが雑所得ということを利用したユニークな仕組みと言えるのではないでしょうか。
いつでも始められて止められる気楽な一人親方が私には合っているので、状況が変わらない限りはこれからもこんな感じで続けていきたいと考えています。
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