不動産投資型のクラウドファンディングにおける、新しい事業者の話題です。
1号ファンドに続き、2号ファンドも年利10%。さて次はどういう条件となるのでしょうか？
＜目次＞
汐留ファンディング
今回の事業者は、「汐留ファンディング」です。
運営者の汐留プロパティ社は不動産投資事業、リースバック事業、ホテルコンサル事業を行っており、汐留グループの会社となります。
事業領域が不動産領域のみならずリースバックやホテルコンサルもあるため、オーソドックスな不動産案件以外にも様々な案件が期待される事業者です。
事業者の詳細については、下記の記事もごらん下さい。
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汐留ファンディング２号
汐留ファンディングでは、近日中に1号案件が募集予告。最初の案件は年利10%です。
・汐留ファンディング２号(習志野市戸建プロジェクト)
募集開始：4/19 12:30～（先着式・後入金）
予定年利：10%
運用期間：6ヶ月
募集金額：2,000万円
保全など：優先劣後方式 劣後比率20％
汐留ファンディングの第2号案件は、習志野市にある戸建が対象。
1号案件は抽選式でしたが、今回は投資金額上限50万円で先着式になります。
同じく年利10%だった1号案件が抽選倍率10倍以上という激戦になり、私は当然のごとく落選。今回は年利10%をキープしたまま運用期間が6ヶ月となっているので、さらなる人気が見込まれます。
・・・サーバが保つかどうか、ちょっと心配。
なぜこんな高利率なの？
今回の案件は先着式で、入金期限から運用開始まで10日ほど、運用終了から払戻までに1ヶ月ほど資金の拘束期間があります。
この期間を考慮に入れると実際の年利は8.2%ほどになりますが、それでも十分高金利なことに変わりはありません。
こういった高利率案件が出ると、「なぜこんな高利率なの？」「絶対怪しい」といったネガティブな意見が出てくるのが世の常ですが、実際のところは違うと思います。
案件が高利率な理由は一つ。要は開店セールです。
2000万円の年利10%・6ヶ月運用なら利息は100万円。それだけの利息で投資家を呼び込み人気が出るのなら、広告費としてはむしろ安上がりでしょう。クラウドファンディングのシステムの方がよほどお金がかかっています。
そして広告であればこそ、案件をコケさせる意味はありません。
いつまでこの開店セールが続くか分かりませんが、今のうちは念のため分散投資はするにしても、素直に乗っておいて損はないと考えています。
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