AIの判断によりポートフォリオが変わるロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
2023年6月末、ロボプロではおそらく前代未聞の状況が発生しています。これをどう解釈すべきなのかは、各投資家の考え一つでしょう。
<目次>
2023年7月のポートフォリオ
2023年6月末にROBO PRO(ロボプロ)のポートフォリオが見直しされました・・・されたはずなんです。
株式:47%(内訳 新興国株:47%)
債券:22%(内訳 米国債券:22%)
コモディティ(金):30%
このポートフォリオは3月末の見直しから動いておらず、(7月に臨時見直しが入らない限り)4~7月の4ヶ月間同じポートフォリオでの運用が続くことになります。
念のため、本当に見直ししたよな? と履歴を見てみたのですが、確かにリバランスは行われていました。
4ヶ月不動をどう解釈すべきか
4ヶ月連続で同じポートフォリオというのは、前代未聞の状況。
しかしAIがそのように判断した以上は、そこには何らかのバックデータとなるマーケットデータが存在しています。ロボプロのAIは無数のマーケットデータを読んでポートフォリオの判断を下しますし、逆に言えばそれ以外の感情は入っていません。
ここからは当てずっぽうの話になりますが、可能性の一つは米国株式の天井を予感させるようなデータが数ヶ月に渡って存在しているのではないかということ。
(あるいは、米国株よりも新興国株の伸びしろが明らかにある、というデータかもしれません)
またもう一つ、ロボプロのポートフォリオには各資産クラスごとに上限があるのではないかと感じています。
私の手元には2020年11月からのポートフォリオデータがありますが、一つの資産クラスが50%を超えたことはありません。
実際に米国株は天井なのか、新興国株に上昇余地はあるのか、それは私にも分かりません。
ただ私の下手っぴな予想より、AIの方が優れていることくらいは明らかです。それが私がロボプロを利用している最大の理由です。
現在の運用実績
現在のロボプロの運用実績は以下の通り。元本340万円で含み益が107万円です。
上でも書いた通り、ロボプロはAIに運用を託す投資です。
そしてこれまでのところ、特に相場の急転時(暴騰・暴落のいずれでも)においてロボプロは迅速かつ大胆にポートフォリオを入れ替え、暴落の影響を最小限に留めその後の回復の恩恵を有効に受け入れられているという印象です。
この後でも紹介しますが、ロボプロは同種のサービスの中でNo.1のパフォーマンスをたたき出しているという事実は、AIによる運用がうまくいっている何よりの証拠でしょう。
「投資の目的は個人の資産構築だから優劣はない」は私の持論ですが、同種サービスの中で比較する場合は優劣が存在します。先の意見は「サービスの優劣を認識した上で個人がどんな判断を下そうが、その判断に優劣はない」という意味です。
金融庁のお墨付き
2023年4月21日に金融庁から公表された「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」において、各種ロボットアドバイザー及び類似サービスの中でROBO PRO(ロボプロ)は過去3年累積リターン及びシャープレシオで1位となりました。
それだけではなく、ロボプロは2022年通期の契約純増率についてもNo.1。
まさに実力・人気を兼ね備えた花盛りのロボットアドバイザーとなっており、利用者としては喜ばしい限りです。
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