ロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
AIの判断によりポートフォリオを動的に変えるロボットアドバイザー・・・だったはずなのですが、いやいやちょっと待て。
<目次>
2023年8月のポートフォリオ
2023年7月末にROBO PROのポートフォリオが見直されました・・・が、なんかおかしなことになってます。
株式:40%(内訳 新興国株:47%)
債券:29%(内訳 米国債券:22%)
コモディティ(金):30%
2023年4~7月にかけてまったく動いていなかったポートフォリオは、今月ようやく動きました。
しかし、新興国株・米国債券・金という3種類に集中するポートフォリオは変わらず。その中での金額の移動があっただけで、さらに増えたのは債券という結果となりました。
AIの思考は程度の問題
「新興国株」「米国債券」「金」というポートフォリオがほぼ固定されたのは、2023年3月のこと。
AIの判断は必ずバックデータに基づいており、それ以外の感情は入りません。また判断は程度問題であることから、米国株や先進国株よりは新興国株の方が相対的な伸びしろがあると判断している可能性が高いです。
またこれに加えて米国債券を多くの割合保有している(しかも今回、割合が増加した)ことを併せて考えると、見えてくるものがありそうです。
AIのこのような思考結果を自分の投資に生かすか、それともまるっと任せるかは人次第。私は自分よりAIの方が投資が上手いと確信していますのでまるっとお任せですが、投資判断に利用できる人も多いでしょう。
本気でAI投資を行うのではなくとも、AIの判断を確かめ自分の投資に生かすためにAI投資をやってみる。
そういう使い方もロボプロにはあると考えています。
(現在の投資状況。元本340万円・含み益107万円)
「実力」と「人気」で二冠達成
2023年4月21日に金融庁から公表された「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」において、各種ロボットアドバイザー及び類似サービスの中でROBO PRO(ロボプロ)は過去3年累積リターン及びシャープレシオで1位となりました。
それだけではなく、ロボプロは2022年通期の契約純増率についてもNo.1。
実力・人気で二冠という新時代のロボットアドバイザーであり、利用しているものとしては嬉しい限りですし、こういったサービスがさらに生まれてくることを期待したいと思います。
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