AIによりポートフォリオを変化させるロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
2024年最初のポートフォリオは大きく動いたのですが、今月は対照的に小動きでした。
(参考記事)
www.sallowsl.com
<目次>
2024年2月のポートフォリオ
ロボプロはいわゆるロボットアドバイザーですが、その最大の特徴は運用ポートフォリオが動的に変化すること。
ロボプロでは基本的に毎月1回、市場環境に大きな変化がある場合にはその都度、ポートフォリオの見直しが行われます。
そして2024年2月の運用ポートフォリオは下記の通りです。
株式:41%(内訳 新興国株:41%)
債券:37%(内訳 米国債券:37%)
コモディティ(金):21%
2024年2月のポートフォリオは、1月と比べてアセットクラスに変更はなく「新興国株」「米国債券」「金」の3種。
先月と比べ、新興国株と米国債券が少しずつ増え、その分金が減りました。
新興国株と米国債はいずれも、FRBによる利下げにより値上げが示唆されるアセットクラス。先月からさらにその動きが強くなったとAIが判断した可能性があります。
(2023年9月~2024年2月のアセットクラス変化、SALLOWまとめ)
現在の投資状況
現在の投資状況は下記の通り。
ドル円レートの円安状態が継続していること、およびAIによるアセットクラスの選択がはまったことから、先月比で+8万円とまずまずの運用結果となりました。
(現在の投資状況。元本350万円・含み益123万円)
ロボプロは積立機能もありますが、個人的に「毎月ポートフォリオが変わる」というロボプロの特徴と積立との相性はそこまで良くはないと思っています。
(一方で通常のロボットアドバイザーのように、アセットクラスが大きく変わらない投資商品であれば積立の重要性が増します)
なのでロボプロについては、評価額が下落したら都度買い足していく予定にしています。
今年はロボプロでどんなニュースが出るのか楽しみ
2023年はロボプロで朗報が多かった年になりました。
2023年4月に金融庁から公表された「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」において、各種ロボットアドバイザー及び類似サービスの中でROBO PRO(ロボプロ)は過去3年累積リターン及びシャープレシオで1位となりました。
加えて、ロボプロは2022年通期の契約純増率についてもNo.1。
快進撃を続けるロボプロ、2024年にはどのような出来事が起こるのか、またロボプロと同様のサービスは出てくるのかなどについても興味があります。
また現在盛り上がっている新NISAですが、ロボプロでは対応を行いません。
毎月のポートフォリオ変更を行うロボプロで新NISAを適用すると、毎月売買が発生してNISAの年間投資枠を圧迫してしまうからです。かといって毎月のポートフォリオ変更をなくした場合はロボプロではなくなってしまいますので、新NISAへの対応を行わないのは妥当なことだと思います。
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