ソーシャルレンディング投資記録(新)

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【黒ウサギ出没注意】日経平均の史上最高値に寄せて、雑記。



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日経平均株価がバブル時の終値を超え、史上最高値を更新しました。

今回はこのめでたい話題について、所感を書いていきます。一部に性悪黒ウサギモード含みますのでご注意。


 ソーシャルレンディング投資記録
 

<目次>

 

日経、ATH達成。


 日経新聞
 (引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB205T80Q4A220C2000000/


2024年2月22日、日経平均株価は終値39,098.68円で引けました。

これはバブル時の1989年12月29日につけた終値を超え、日経平均という数値が設定されてからの史上最高値を更新したことになります。


後世の教科書にも載りそうなこの瞬間に立ち会えたのは、投資の場に立っている者としては冥利に尽きます。まずは素直に、日経のATHを祝いたいと思います。こいつは春から縁起がいいわい。

これでようやく「バブル以来」という言葉も使われなくなるでしょうし、バブル崩壊から長く暗く立ちこめた暗雲を晴らすきっかけになったことはまちがいありません。

まあもっともワイ、日本株ノンホルですけど。


 (日経ATH祝いは伝統の高級焼鳥屋で行いました笑)
 ソーシャルレンディング投資記録
 
 

バブルの時との違い


今回の日経最高値がバブルの頃とどう異なるか、東洋経済に記事がありました。


toyokeizai.net


内容を簡潔にまとめると、以下の2点だと思います。

・バブル時より企業利益は増加、内部留保も増加、その源泉は海外からが増加

・国債発行額、国債依存度も大幅上昇


日本企業の利益源泉が海外にシフトしたことは、グローバル化した世界では当然のことです。

グローバル化の結果の一つは国境の希釈化ですから、日本企業が海外へ進出して稼ぎ、海外企業が日本へ進出して稼ぐという動きが起こるのは自然です(後者の好例は、熊本県におけるTSMCの工場建設)。


今回の株高がバブルだという主張も一部にはありますが、私はそうは思いません。

企業の売上や利益率が伸長し内部留保がバブル期と比べ5~6倍になっていることを考えると、これだけの株高を維持できるバックグラウンドがあると考えるからです。


ATH達成により暴落を煽る声もありますが、上がった以上どこかで下がることもあるでしょう。日々の値動き、たまの暴騰暴落、まれに**ショックなどを経験しつつ続いていくのが株の常です。
 
 

二つの経済


さて今回の日経ATHを受けて、一部には「庶民には実感がない」「実体経済が伴っていない」「企業だけ儲けている」などの声が聞こえます。

若い方ならこのように思ってしまうのはしかたないと思いますが、そうでなければ無知なのか甘ったれなのか、それともどっちもなのか(黒ウサギ)。

好景気を実感できない理由は、その人が国内の実体経済に依存しているからです。


経済は目に見えている一つだけではなく、実体経済と金融経済があります。実体経済とはモノとお金が紐付いて動く刑事亜で、現実世界ににおける「取引」を指します。一方で金融経済はモノが動かず、お金だけが動く経済です。

そして今の日本は、実体経済は残念ながらあまり伸びていない一方で、金融経済が発展している状態と考えます。


(参考記事)
media.moneyforward.com


数十年前のバブル期に比べ現在は、一般人が金融経済にアクセスする難易度は大きく下がっています。スマホ一台あればそこがいつでも金融経済の入り口になりますし、金融経済とはなんぞや? という疑問もスマホ一台とやる気さえあれば一定の知識は得られるでしょう。

それなのに金融経済を無視して「実感がない」なんて言うのは、ただの自業自得でしかありません。(悪い意味ではなく、本来の仏教用語における自業自得です)


付け加えると、成熟した国家は基本的には金融経済に振れていくものです。

特にここ最近の大きなニュースとして、香港が共産党の ナイスプレイ 統治強化により東南アジアの金融ハブの地位を失い、代わりに東京が金融ハブとして台頭しつつあります。


この動きがどれほどの影響になるか私は予想できませんが、少なくとも今後日本において金融経済がさらに拡大発展していくのは間違いないでしょう。


金融経済に参加すらせず「実感がない」と言うのは、エントリーシートも出さず「採用されない」と言ってることと同じ。つまるところ「で?」の一言で蹴り飛ばせる主張なわけです。
 
 

利益の性質


「ただコツコツ働き、投資をせず定期預金ばかりしている一般的な家庭が報われないのはおかしい」という意見を目にしました。

昭和の価値観から脱し切れてない意見ですが、実際このように思っている人が多いのもまた事実。


私の考えを言ってしまえば、コツコツ働く「だけ」ならそれは美徳や長所ではありません。

なぜなら水が高きから低きに流れるのとは逆に、利益とは低いリスクしか取らなかった者から高いリスクを取った者へと流れていくものだからです。現代においては「リスクを取りたくない」という考え自体がリスクであり、悪く言えば搾取されることを受け入れる考え方と言えます。

なおリスクを取った者は時々損失も負いますが、これはリスクを取った者の単独事故のようなものであり、 損失が出た=利益の流れが逆転したではないことに注意が必要です。


能力を伸ばし働いて得た収入でリスクを取り、リスクの中から金融経済の収入を拾い上げていくというのが、実体経済と金融経済が重なり合った世の中における妥当な方法です。労働収入がうなるほどあれば話は別ですが、そんな人は多くありません。


黒ウサギ的に言えば、リスクを取らないのは本人の自由ですし報われないのも自由です。この国なら報われなくとも野垂れ死ぬようなことはほぼなく、とりあえず生きてはいけるわけですし。


ただ金融経済に参加しないのは個人の自由とは言え、もったいないなーと思ってしまうわけです。日本は他国と比べ金融経済への参入者が少なく、金融経済はマクロで見れば(*)ゼロサムではなくプラスサムなので。

ミクロで見たら、そりゃもうどったんばったん大騒ぎ。
 
 

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現代のトリクルダウン


株が上がっても給料が上がらないから株高は無意味という主張も散見されますが、最低時給はここ数年でかなり上がりましたし、そもそも給料は上がるものではなく上げるものです。


給与が安い安いと文句を言いつつその職場にしがみつくことは、全体の給与が上がらない片棒を担いでいることになります。経営者としてはその給与でも辞めないのであれば、給与を上げる理由はないわけですから。

そんな事を言っても一般人じゃどうしようもない、という声も聞こえてきそうですが、給与に不満があれば交渉してもいいし転職してもいい、金融経済にアクセスして収益を得てもいいわけです。


物の価格と同様、給料も需要と供給の関係から逃れることはできません。様々な理由により安月給で働く人が減り、求人をかけても応募が来なくなれば給料は上がっていきます。

その好例が北海道ニセコであり、熊本のTSMC工場です。これらの場所では給与が跳ね上がっていますし、何ならこれらの場所で起業すれば、大きなチャンスをつかむこともできるでしょう(相応のリスクはありますが)。



前半に引用した東洋経済の記事にもある通り、バブル期と比べ企業の内部留保は大きく増えています。

これは富が偏っていることを意味しますが、それを「けしからん」と言ったところで負け犬の遠吠え。富が偏っているのなら、一人一人の努力で富を回す手段を考えればいいだけの話です。


潤沢な内部留保をどうやって自分の富に変えていくか、適切に考え適切に行動した人のところに、利益の甘露は降ってきます。

これが、現代におけるトリクルダウンの形ではないでしょうか。
 
 



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