不動産投資型クラウドファンディングの「不動産BANK」の話題です。
新しく募集が始まったファンド、取り組みとしてはなかなか面白いと思うのですが・・・いかんせん、説明が足りていません。
<目次>
2024/3/14追記
書類に不備が見つかったようで、本ファンドは募集中止となりました。
これで2回連続の募集中止です(苦笑)。
ワイの中での某BANKの印象がドジっ子になりつつある🤣
— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) 2024年3月14日
やらかして強行するより1億倍マシだから悪い印象はないけど、さすがに2回連続はなあ笑
杉並区新築1棟アパート
不動産BANKから募集が予告されているファンドは、「杉並区新築1棟アパート」です。
・杉並区新築1棟アパート
募集開始:3/15 19:00~(先着式・後入金)
予定年利:6%
予定運用期間:9ヶ月
募集金額:4,770万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率約10%
対象となる不動産は、杉並区荻窪一丁目にある木造2階建の住宅3戸。
土地はすでに購入済みであり、クラウドファンディングで集めた資金を用いて戸建てを建造、土地+建物一体で販売を行うキャピタル型(開発型)のファンドになります。
本件の特徴は「他社ファンド」という点。募集は不動産BANKで行うものの、実際の運用はTSONが行っています。
他社ファンドについての所感
TSON社は自前で不動産投資型の「TSON FUNDING」というサービスを運用しており、そのサービス上で絶賛ファンドを公開中。私もいくつかのファンドに投資しています。
(参考記事)
www.sallowsl.com
にも関わらず今回、別サービスである不動産BANKで募集をすることになったわけですが、実はこれは始めてのことではありません。
以前にもTSON社は、融資型クラウドファンディングのCAPIMAでファンドを募集したことがあります。
私はCAPIMAの中の人と個人的なつながりがあるので、そのホットラインを利用してCAPIMAでTSONファンドを扱うことになった時に理由を尋ねました。
その内容は社内事情なのでここで書くことはできませんが、疑義やリスクのある理由でないことは確かです。こんな事を書くと本当に聞いたのかという疑念があるかもしれませんが、私は他人の投資成績に対して責任を持てる立場ではありませんので、信用するなりしないなりお好きにどうぞとしか。
今回不動産BANKで募集を行うことになったのも同じ理由と推察されますが、CAPIMAとは違い不動産BANKはTSONと同じ不動産投資型のサービス。同じ類型のサービスを利用するなら、もうちょっと説明があってもよかったんじゃないかというのが素直な感想です。
投資判断
本ファンドはAmazonギフトのプレゼントも付与されており、本ファンドに10万円以上投資すると、投資額の1%のAmazonギフトがもらえます(最大10万円)。
物件の内容と、プレゼントを含めると投資判断はGOですが、私自身がTSON社にかなり投資を行っているため、投資対象に集中しすぎないという観点から今回は見送りです。
(追記)・・・と思ったらその後、TSON社から50万×2の償還があったので悩み中。
ただ上でも書いた通り、TSON社が不動産BANKのプラットホームでファンドを募集すること自体は怪しい理由ではないと推察されます。投資対象の分散という点を考えれば、投資を検討しても良いでしょう。