不動産投資型クラウドファンディング、「らくたま」の紹介です。
予告されているファンドの内容を調べましたが、このサービスはある意味新世代の不動産投資型と言えるかもしれません。
<目次>
予告中の3号ファンド
らくたまでは現在、3号ファンドが予告されています。
・らくたま3号(門前仲町)
募集開始:5/30 12:00~6/5 23:59(先着式・後入金)
予定年利:6%
運用期間:6か月
募集金額:1億800万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率55%
本件の対象物件は、門前仲町駅徒歩1分という駅近の土地建物。
調べたところ現在はテナントが満室状態であり、これらテナントの賃料及び売却益が分配原資となります。キャピタル型と書いてありますが、後で説明するように実際はインカム+キャピタル型だと思います。
(ストリートビュー)
運用期間6ヶ月で年利6%、そして劣後出資55%は同種案件の中でも相当高め。
この後で紹介しますが、収支構造から考えて元本割れはほぼ起きないと考えて良いでしょう。
収支構造と5日ルール
らくたま3号ファンドの運用期間中における収支構造は、賃料収入が約120万円・想定売却益が700万円・支出が約20万円。想定売却益を達成した場合の分配原資は約800万円で、うち投資家への分配額は約325万円です。
全投資額は2億4,000万円でうち45%が投資家の優先出資分。この収益構造と優先劣後構造を見る限り、もしも不動産の売却が成立がしなくとも元本の安全性は極めて高いと思われます。
(運用期間の間に売却が不調であれば、おそらく営業者が自己資産にするだろうという推測です)
またらくたまでは「募集期間・入金期間・待機期間・運用終了から払い戻しまでの期間」を原則として5営業日にするという、「5日ルール」を採用しています。
「5日ルール」は、不動産投資型クラウドファンディングでは画期的な仕組みです。
不動産投資型では融資型と比べ、不動産取引の都合上資金拘束期間が長くなる傾向にあり、資金効率が落ちるという問題がありました。その問題を解決するこのルールは高く評価しますし、できれば他の事業者にも波及してもらいたいと思います。
投資判断
また面白い取り組みとして、らくたま3号限定で30万円以上応募すると、抽選でらくたまグッズが当たるというキャンペーンが行われています。
ファンド当選者よりも落選者の方がグッズが当たる人数が多いという点は、バランス感覚に優れています。
(A)らくたまジョッキ(たまちゃんバンザイ) ※当選者2名、落選者3名
(B)らくたまジョッキ(たまちゃんジャンプ) ※当選者2名、落選者3名
(C)らくたまオリジナル巾着トートバッグ ※当選者5名、落選者15名
劣後55%という安定性、5日ルールを高く評価しているという点を含め、私は50-100万円で抽選申込をする予定です。
(会員登録方法)
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