今回は遅延案件の進捗になります。
私が投資していて遅延になっている案件のうち、進捗があったものについては随時紹介していきます。
<目次>
maneo:沖縄県石垣市案件
maneoの石垣市案件については、一度は競売を取り下げましたが、新型コロナ拡大による影響により購入希望者との協議が進展しない背景を受けて再び競売が開始されました。
(対象となっている延滞案件)
www.maneo.jp
・進捗:
不動産事業者による任意売却:継続中(進展無し)
競売手続き:2020/06/22に裁判所より競売開始決定
maneo:京都市案件
京都市の案件については、物件1、2の両方で競売が完了。
全体の7割という回収結果になりました。応札がコロナウィルスど真ん中で不動産熱が下火になっていたタイミングであり、運が悪かったの一言です。通常であればもう少し高く売れたでしょう。
(競売結果)
www.sallowsl.com
・進捗:
2020/07/07に代金納付完了、投資家への配当待ち
maneo:宝塚市案件
宝塚市案件はまだ目立った進捗はありませんが、資産に対する強制執行と対象不動産の競売申立が始まっています。
さらに、連帯保証人の生命保険の解約が行われたとのことです。
(対象となっている延滞案件)
www.maneo.jp
・進捗:
事業者及び連帯保証人の資産に対する強制執行が申立済
担保不動産の競売が申立済
キャッシュフローファイナンスの案件
キャッシュフローファイナンスについては、もう少しで問題が解決するかもしれないお知らせが来ています。
買取相手が見つかった、買い取り価格の提示を受けたということで、一部の遅延案件は解消されるかもしれません。
(対象となっている延滞案件)
www.cf-finance.jp
・回収方針の変更:
和解契約の締結 → 賃貸人への施設の買い取り交渉
・進捗:
武蔵浦和の案件:2020/06/22に賃貸人から買い取り価格の提示あり
上記以外の案件:買い手候補が見つかったとの報告あり
失敗も栄養のうちです
遅延案件についてはことさらに客観的に、ある意味で人ごとのように書くことにしています。
それに実際のところ、それほど強い怒りは抱いていません。
選択の結果には損得があってあたりまえ。
どんな結果であれ自分で引き受けて他責にしないという覚悟は、投資家として、あるいは自律した成人としての条件だと考えています(こんなところで説教臭く言うまでもない、当然のことですが)。
強い言葉を使って恐縮ですが、その覚悟がないということはつまり、大人になりきれていないのでしょう。
私は一握りの恵まれた人を除き万人が投資をするべき、という考え方ですが、それは同時に上記のような他責にしない考え方を万人が持つべき、という意味でもあります。
もし自責を承諾できないなら、合法の枠内で対応するのが法治国家としての道理。
私は投資判断の失敗は自己責任と承諾していますし、一連の告訴に加わらなかったのはそれが理由です。
失敗は苦いですが、栄養にはなります。
失敗も糧にして、進歩していきたいものです。