今回はふるさと納税の話題です。
ふるさと納税とは様々な地方自治体に寄付をすることにより、一定の条件の下で所得税・住民税が減免され、かつ返礼品がもらえる仕組み。
「公的カタログショッピング」と揶揄されることもあるほど、お得な仕組みです。
そのふるさと納税にさらにお得な仕組みが、期間限定で登場しましたので、内容を紹介します。
<目次>
ふるさと納税の返礼品ルール
通常ふるさと納税の返礼品は、寄付額のおおよそ3割程度(細かくは色々定めがありますが)となっています。
あまりにも過熱するふるさと納税の返礼品競争に、総務省が一定の抑えを効かせた形です。
その「一定の抑え」が効くまでの間、(悪く言えば)寄付金集めのために大々的なキャンペーンをやっていた泉佐野市は、後にふるさと納税の対象から外されたことを不服として告訴。
最終的には最高裁で逆転勝訴となったのは記憶に新しいところです。
ところが実は、この3割ルールを超える返礼品が、合法的に認められているものがあります。
それが今回紹介する「ニコニコエール品」です。
ニコニコエール品とは?
ニコニコエール品というのは、農林水産省の補助事業。
「令和2年度品目横断的販売促進緊急対策事業」の一環として行われているものです。
新型コロナの感染拡大によるインバウンドの落ち込み、輸出の減少によって、農林水産品の在庫の増加、価格の下落が起こり、生産体制の維持に問題が生じています。
それを、ふるさと納税の枠内でなんとかしようというのが今回の特徴。
平たく言えば、「公的なお墨付き込みで、よりお得な返礼品がもらえる特別なふるさと納税」というわけです。
ニコニコエール品は各自治体や生産事業者とふるさとチョイスの協力で実現したもの。ページは下記になります。
ふるさと納税の返礼品3割というのは総務省が決めたことですが、農水省が補助金を出す分には黙認するということでしょうか。
何にせよ、お得なら利用するのが消費者としての適切な行為だと思います。
さっそく申し込みました
ということで、私も早速申し込みました。そういえば最近ウナギ食べていなかったのと、8/2は二の丑ということで。
今年は少し安いとは言え、ウナギ1kg(8~9尾)で17,000円は破格だと思います。
これ以外にも、ニコニコエール品の対象は通常のふるさと納税と比べてどれもお得、時には破格のものもあります。
他にも気になっているものもありますので、じっくり見ていきます。ただし期限は8/21まで、応募が集中すれば品切れも起こりえますので、そのあたりはご注意ください。