不動産投資型クラウドファンディング、「Rimple」の話題です。
クラウドファンディング事業者の規模(実績)を計る指標、というのはいくつかありますが、
利用ユーザ数の伸びと累計という点で言えば、Rimpleには特筆すべきものがあります。
<目次>
この勢い、どこまで行くのでしょう?
Rimpleの登録者数は、8/18の時点で10万人を突破しました。
この数字はmaneoを超えており、おそらく日本の融資型・不動産投資型クラウドファンディング事業者としては、最大の会員登録数だと思います。
それにしても、ほぼ一直線の右肩上がりというのはすごい上がり方です。
不動産投資型クラウドファンディングのうち一社の知名度が上がることは、全体としても良い影響をもたらすと思いますし、個人的には期待しています。
Rimpleがここまで人気を博した理由には、メディアを積極的に利用した知名度の向上があると思います。
例えば先日、RimpleはTOKYO MXで取り上げられました。
もう一つの理由は、Rimpleの運営母体であるプロパティエージェント社が一部上場グループ会社であり、足下の財務状況が安定していることが挙げられると思います。
この記事を書いている途中で、2020/08/28に募集開始となる新案件「Rimple's Selection #6」が公開されました。
下記のRimple公式サイトから、案件の詳細を確認できます。
「ハピタス」との交換開始!
Rimpleの一つの特徴は、「リアルエステートコイン」と呼ばれる、サービス内で利用できるポイントです。
(1ポイント=1円で、投資にも利用できます)
これまで交換できる外部ポイントは、セゾンの永久不滅ポイントのみとなっていましたが、ここにハピタスが加わりました。
ハピタスはポイントサイトの一つで、サービスの利用やアンケートの回答によりポイントが貯まります。
ハピタスとの交換開始キャンペーンとして、2020年9月20日までの期間限定で、ハピタスからの交換レートが2倍になります(最低交換は1,000ポイント)。
(通常等価交換のところ、ハピタス1ポイントがリアルエステートコイン2ポイント分)
ハピタスにまだ登録していない方で興味のある方は、下記リンクから登録をどうぞ。
Rimpleの狙いと、今後の展望
累計投資登録数10万人というのはかなり膨大な数字であり、ここまでの潜在ユーザ層にリーチするためには、相当の広告・販促費を使ったものと思われます。
その資金力はさすが東証一部企業、と言ったところでしょう。
Rimpleがここまでの金額をかけるのは、一つには現物不動産大家さんの潜在的ユーザ層を掘り起こすという理由があるでしょう。
不動産投資型クラウドファンディングの事業者は、多かれ少なかれそういう側面を持ちます。
また、運営母体であるプロパティエージェント社の決算資料によると、次のビジネスとして「中古収益不動産マッチング事業」や、DXを推進する新会社「DXYZ株式会社」を検討している模様。
こういう動きも、一枚噛んでいるのかもしれません。
私はここまでRimple案件は抽選で全敗していますので、個人的にはそろそろ運が向いても良いと思ったりもしています。
Rimpleへの会員登録方法は、下記の記事で詳しく解説しています。どうぞごらん下さい。