今回は不動産投資型のクラウドファンディングについて、新しい事業者を中心にいくつか紹介していきます。
個別の紹介については、私もウォッチしている途中ですので、今回はまとめての紹介になります。
(50音順・全ての情報は記事作成時点)
<目次>
大家.com
サービス名:大家.com
事業者:グローベルス株式会社(旧:キーノート株式会社)
上場:本体は上場していないが、関係会社のプロスペクトは東証2部上場
投資単位:1万円(予定)
優先劣後方式:あり(割合不明)
Good Com Fund
サービス名:GoodCom Fund(グッドコムファンド)
事業者:グッドコムアセット
上場:東証一部
投資単位:10万円
優先劣後方式:なし(後述)
注記:1号案件募集済。浅草駅徒歩10分案件、利率4.32%、運用期間約15年、募集枠5,000万円
特記事項:通常の不動産投資型クラウドファンディングと異なり、「任意組合型」の仕組みを取り、実際に不動産を所有することになるため、不動産所得として扱われる
DAMILAR FUND
サービス名:DAIMLAR FUND(ダイムラーファンド)
事業者:ダイムラー・コーポレーション
上場:なし
投資単位:10万円(推定)
優先劣後方式:あり(割合不明)
注記:1号案件募集済。
「001 板橋本町マンション」、利率7%、運用期間6ヶ月、募集額700万円(募集完了)
タスキFunds
サービス名:タスキFunds
事業者:株式会社タスキ
上場:マザーズ上場
投資単位:10万円(予定)
優先劣後方式:あり(割合不明)
注記:不動産事業「タスキLive Mana(リブマナ)」から派生。レジデンス、ホテル、保育園案件など。
わかちあいファンド
サービス名:わかちあいファンド
事業者:プロパティシステムズ
上場:なし
投資単位:10万円
優先劣後方式:あり(10%~20%?)
注記:京都、滋賀を中心に、3案件募集済、1案件募集中。
数千万円~1億数千万円単位、運用期間は1~3年、利率は4~6%程度。
まとめ:不動産投資型は花盛り
以上、今後はまだまだ出てくると思いますし、現時点でも私が見逃しているものがあるかと思いますが、新しい不動産投資型の事業者をまとめて紹介しました。
こう見てみると、不動産投資型のクラウドファンディングは今が花盛り、と言えるかもしれません。
融資型と比べて不動産投資型は匿名性が低く、その分おかしな事になる事業者は少ないと思いますが、不動産投資型だからと言って元本が保全されているわけではありません。
(ある程度の劣後構造はありますが、それを超える不動産価値の下落、あるいは事業者自体のリスクはつきまといます)
事業者の状況、案件の状況などを見ながら、自分の判断で投資していくことが重要でしょう。
この中で個人的に注目しているのは、任意組合となる「グッドコムファンド」、そして案件の所在分散を考えると、京都滋賀の「わかちあいファンド」でしょうか。
今後会員登録を進めつつ、また記事で紹介していきたいと思います。
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