maneo関連の遅延案件の話題です。
ある意味maneo問題のグラウンド・ゼロ、グリーンインフラレンディングの話題がYahooニュースに取り上げられました。
<目次>
Yahooニュースの内容
Yahooニュースの内容は、下記の通りです。
maneoマーケットとグリーンインフラレンディング(以下、GIL社)との関係も、以前からかなりギクシャクしていましたので、片方の言い分だけを信じることはできませんが、maneoマーケットによると
・GIL社は2018年7月、返済を受けた投資家の分配・償還原資を、銀行預金口座に保管することなく、関係会社の(株)JCサービスに不正に送金した。
・GIL社はmaneoマーケットの情報開示の要請に応じる理由がないとしたほか、投資家への分配:償還もGIL社が決定するとして応じていない。
・長期化している延滞案件に係る当社の調査においても、好転は期待できないと推察されることから法的手続きを進めることを判断した。
と報じられています。
ちなみに私の投資額は250万円弱、案件は本来であれば2018~2019年には償還されていたはずのものですから、思えばかなり時間が経ったという印象です。
maneoマーケット社+投資家による破産申立
GIL社のWebサイト上にも、債権者破産申立のお知らせが掲示されています。
またこれとは別に、一部投資家(maneoマーケット社によると、「GIL社自身が分配請求権の存在を認めざるを得ない、またGIL社の債権者であることを否定することが困難であろうと考えられる投資家」)に対して、破産申立に参加するような呼びかけがありました。
以下、破産申立の説明書類の一部です(弁護士の方の氏名はマスクしています)
この書類の他、想定質問と回答、同意書、委任状などがパッケージされていました。
弁護士案件となりますので、私が破産申立に参加したかどうかは非公開にしますが、いずれにせよmaneoマーケットだけではなく投資家を巻き込んだ動きになっていることは間違いありません。
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今のところ、JCサービスは無反応
一つ注意する点があるとすると、先ほどのGIL社のWebサイトは、実際にはGIL社ではなくmaneoマーケットの管理下にあり、maneoマーケットにより検閲された情報しか掲載されないということです。
実際のGIL社の運営母体はJCサービスであり、こちらは今のところ(当記事公開の3/15時点)無反応となっています。
JCサービス曰く、「募集額の85%程度について今後の返済の目途が立つ状況に変更はございません」と表明していますが、これはこれで鵜呑みにすることはできません。
いずれにせよ資金が滞留してばかりでは困るので、破産申立が認められて状況が動くことを期待したいと思います。
また動きがあれば、適宜記事で紹介していきます。