※当記事は、2023年11月時点のサービス内容です。2024年からサービス内容が大幅に変わるとのことです。
今回はロボットアドバイザーの話題です。
これまでのロボアドとは一線を画す「成功報酬型ロボットアドバイザー」、「SUSTEN(サステン)」。
新しもの好き・フィンテック好きとしてさっそく投資を行ってみました。
SUSTENの投資タイプや投資対象について、私の場合を例にとって紹介したいと思います。
<目次>
SUSTENの特長、「成功報酬型」と「緑の投資」
株式会社sustenキャピタル・マネジメントが手がける新しいロボットアドバイザー「SUSTEN」には、大きな特長が二つあります。
一つは「成功報酬型」のロボアドであること。
これまえのロボアドのように、毎月一定額の手数料が徴収されるスタイルではなく、投資成績がそれまでの最高益を超えた時だけ、超えた分の一定割合が手数料として徴収されるようになっています。
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www.sallowsl.com
もう一つは、これまでに無かった「緑の投資」ができること。
SUSTENでは投資を光の三原色に例えています。
これまでのロボアドでは、世界の経済成長の恩恵を享受する「赤の投資」、債券を中心としたリスクの低い「青の投資」はできても、もう一つの軸である「緑の投資」は難しかったところ、SUSTENではこの軸を強く押してきました。
「緑の投資」は「景気に連動しにくい絶対収益型」。
私はこの緑の投資を主軸に据えた「モダニストタイプ」で投資を始めました。
モダニストタイプの中身
SUSTENの実際の投資は、sustenキャピタル・マネジメント社が運営する3種類のファンドを組み合わせたものになります。
いわゆるところのラップファンドですが、通常のラップファンドのように手数料が高いわけではありません。運用成績が最高益を超えない限り、投資家側が支払うコスト(*)は投資金額に対して年率0.02-0.09%程度です。
*コストの中身は、受託者報酬やETF経費等
私が購入したモダニストタイプ・50万円の中身は以下の通りで、赤:緑:青の投資が1:3:1で組み合わされていることが分かりました。
・景気連動型投資(株式中心):10万円
・複合戦略投資(絶対収益型):30万円
・低リスク型投資(債券中心):10万円
中身をさらに見ていくと・・・勉強しがいがありますね
さらにSUSTENの中身を見ていきます。下記、モダニストタイプにおける資産クラスと比率です。
上3つは株式中心、その下3つは債券中心。
そこまでは分かりますが、赤枠で示した「**戦略」と書かれている部分が「緑の投資」に当たるものです。
例えば赤枠一番上の「モメンタム投資」は、「企業の収益や株価が成長が加速している銘柄に投資する」というもので、その時々の時流に乗った投資のことです。
実際はどのような基準で「時流に乗る」ことを判断するのか、判断の正確性はどの程度なのか。
そのあたりは今後の成績で分かってくるでしょう。
これからも定点観測を行って記事にします。