不動産投資型クラウドファンディング「WARASHIBE」の話題です。
先日運営会社の名前変更がありましたが、今度はサービス名の変更、そして新ファンドの予告がありました。
<目次>
新規会員登録キャンペーン、増枠!
WARASHIBEでは8月末まで、新規会員登録でAmazonギフト2,000円相当がもらえるキャンペーンが開催されています。
このプレゼント枠が今回、300名→500名に拡大されました。
同種のキャンペーンを考えても、2,000円というプレゼントは太っ腹だと思いますので、興味ある方はお早めに!
(会員登録方法)
www.sallowsl.com
新サービス名は「COZUCHI」
WARASHIBE(ワラシベ)から変更になる新サービス名は「COZUCHI」。9/1からの変更となります。
WARASHIBEの語源であるわらしべ長者と同様、日本の昔話にある「打ち出の小槌」から来ていると思われます。
COZUCHIのCEO、武藤氏からのメッセージは下記の通り。個人的に赤字でハイライトした部分は共感するところで、WARASHIBEはこの部分をうまく利用して好条件の案件を募集してきました。
自分にとって、社会にとって価値があると思えるものに投資をすることで、精神的な豊かさと金銭的な豊かさが循環する仕組みを作りたい。そうした想いで、この“まちづくり不動産クラウドファンディングサービス”「COZUCHI」を立ち上げました。
日本の不動産市場は「定量的な評価」をもとに不動産価値を算出する慣習が根付いており、単純に経年劣化で値段が決まるといったような目に見える価値を重視する残念な傾向があります。
では古い建物に価値がないのか、綺麗な新しい建物だけが良い不動産なのか? 私たちはそうは思いません。
自分にとって、社会にとって価値あるものとは、紡がれている文化であり、周りに住む人々であり、そこで生まれるさまざまな活動です。私たちは、こうした目に見えない定性的な価値に投資ができる仕組みを作ることで、文化を守り、人を育て、まちを健やかに発展させていきたい、そう強く思っています。
COZUCHIが未来に残すべき価値を残せる場所になれるように、そして地域活性化や社会課題解決につながるようなプロジェクトで社会貢献と利益追求の両輪が健やかに回る新しい金融の仕組みとなれるように、私たちはそういった社会の実現に向け、日々取り組んでまいります。
私の所感
以下、私の所感です。
先日のWARASHIBE運用会社の名称変更と、今回のサービス名の変更は無関係ではないでしょう。
今後のWARASHIBE(COZUCHI)がクラウドファンディングに注力するにあたり、会社名とサービス名の両方をフルリニューアルすることで決意を示したもの、と好意的に解釈しています。
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以前メディア限定のカンファレンスで聞いた話ですが、不動産業界にはまだまだ情報の非対称性があり、資金供給元を銀行に頼っているという歪な構造が残っているとのこと。
そこで資金調達元を銀行から投資家にシフトすることで、投資家との間の情報の対称性を担保し、経済クラッシュに対するリスクヘッジ(銀行だと貸し剥がしが起きる)を行う意図があるとのことでした。
実際、短期間のうちにそこまで劇的な変化は起きないでしょう。長い目でこれからの変化に期待したいと思います。
新ファンドは読み込み必要
新サービス名「COZUCHI」の発表と同時、WARASHIBEでは新しいファンドも予告されました。
このファンド、「年利10%・期間7年」という、不動産投資型クラウドファンディング全体を見回してもあまりない長期間ファンドであり、さらに色々な仕組みがありますので、少し読み込んでから別の記事で紹介したいと思います。