国内外の不動産に投資できるクラウドファンディング、「TECROWD(テクラウド)」の話題です。
タイトルの通り、高利率で新案件、しかも新しい取り組みまである案件が登場しました。
<目次>
案件概略
TECROWD(テクラウド)から新たに募集される案件は、カザフスタンの高級レジデンスです。
・TECROWD27号ファンド White House in Chaikina
募集開始:3/1 18:00~(先着式)
予定年利:10.5%
運用期間:8ヶ月
募集金額:3億2,000万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率20%(Invescoreグループが出資)
TECROWD(テクラウド)から募集される新たな案件は、カザフスタンの高級レジデンス「White House in Chaikina(ホワイトハウス イン チャイキナ)」です。
TECROWDを運営するTECRA社は、2022年1月付でモンゴルを中心に不動産業・金融業などを行うInvescoreのグループ会社になりましたが、今回はそのInvescoreグループとのコラボ色が強いファンドになっています。
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物件の詳細と仕組み
今回の案件は「開発案件」になり、現時点で建物は存在していません。
すでに開発許可取得済している開発用地を購入し、建築確認を取得するまでの必要資金をクラウドファンディングで集めるものです。
建築確認取得後でないとプロジェクト資金の融資が実行されない(できない?)ため、建築確認を取得してからInvescorestグループの金融機関(インベスコアNBFI社)より融資を受けて、TECRA社の資産にするという仕組みです。
インベスコアNBFI社からは建築確認取得後に融資する承諾を得ていて、かつすでにカザフスタン当局には建物詳細を提示しているため、建築確認が取得できない可能性は極めて低いとのこと。
この言葉を信じるかどうかは投資家の判断しだいでしょうが、TECRA社がInvescoreグループに入っていることを考えれば、説得力はあるように私は考えています。
先行予約について
今回の案件では、新しく「先行予約」という仕組みができました。
通常の申し込みは「3/1 18:00~」ですが、それに先だって登録済みの会員限定で「2/21 17:00~2/24 23:59」の間、専用フォームで先行予約ができます。
先行予約枠になるのは、一部の枠のみとのことです。
今回は3億2,000万円という大きな案件だけに、先行予約の仕組みを利用して既存会員への特典を用意し、同時に出資金を効率良く集めようという狙いがあると思います。
出資するしないは投資家の自由なので、この仕組みは企業努力の内です。
リスクと投資判断
TECROWD(テクラウド)を運営するTECRA社は、2022年1月でInvescoreグループになりました。
劣後出資20%もInvesocre社から持ち出されていることから、TECRA&Invescoreのコラボファンドと言えます。
カザフスタンというカントリーリスクをどう見るかは個人の判断ですが、私の場合はよほどの事態が起こるかInvescore自体がどうにかならない限り、一定の安定性はあるファンドだと判断しました。
この案件に関するセミナーが2/24にあり、私も参加予定なので、その話を聞いてからある程度の金額で出資を行う予定でいます。
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