モンゴルの不動産や日本のグループホームなどの案件を組成する、不動産投資型クラウドファンディング「TECROWD(テクラウド)」のセミナーに参加しました。
なぜモンゴルか? 大丈夫なの? という疑問や、セミナーで得た限定情報を紹介します。
<目次>
TECROWDの紹介
TECROWD(テクラウド)は、TECRA株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングです。
2020年8月に不動産特定共同事業の許可を取得し、2021年4月に「TECROWD」をリリースしました。
同じく2020年8月には、ベルギープロサッカーリーグ一部のシント=トロイデンVVとスポンサー契約を締結した、というニュースもあります。
その後2022年1月に、シント=トロイデンVVには香川真司選手が加入を発表しています。
今回のセミナーは、メディア向けにオンラインで行われました。
いきなり驚いたこと
セミナーの始めにいきなりびっくりしたのは、TECRA社が2022年1月付でInvescoreのグループ会社になったという情報でした。
もともとTECRA社は、モンゴル不動産関連でInvescoreグループと提携をしていましたが、TECRA社自身がInvescoreグループに参加するとは、正直なところ驚きです。
Invescoreグループは、モンゴルを中心に不動産開発・運営・管理業、金融業などを行っているグローバルな会社です。
グローバルな会社と提携することで、TECROWDの今後のサービス方針が変化する可能性は当然ありますが、それよりもバックグラウンドが強化されることで、事業者の信頼性が増したと言えそうです。
(Invescoreグループの事業展開)
Invescoreグループの一つ、InvescoreNBFI(金融業)はモンゴル証券取引所に上場する時価総額120億円の会社で、MFR Ratingによる2021年9月時点の格付けはA- Highとなっています。
TECROWDで募集している「IC TOWER」の案件は、InvescoreNBFIと一括借り上げ契約を結んでおり、モンゴル上場会社の裏付けのある案件となっています。
(IC TOWER案件の紹介記事)
www.sallowsl.com
今後に注目
TECROWDの案件募集実績は、2021年4月にサービスを開始し、ここ数ヶ月は1月に2億円前後の伸びとなっています。また投資家の登録数も、順調に伸びていることがわかります。
セミナーの中で感じたのは「クラウドファンディングへの本気度」。
不動産投資型クラウドファンディングはまだ若い投資で、多くの事業者が参加していますが、その中でもトップを狙っていくとの発言がありました。
TECRA社がInvescoreのグループ会社になったということは、その資金力と旺盛な資金需要を手に入れたということ。
今後のTECROWDの展開が、がぜん面白くなってきました。
(会員登録方法)
www.sallowsl.com
カントリーリスクについて
モンゴルという国におけるカントリーリスクについても、セミナーの中で説明がありました。
Invescoreグループは2012年以降9年間、モンゴルにおける不動産開発をグループ各社ワンストップで行っていて、様々な実績があることが一つ。
またグループ内に金融業があり資金調達が円滑で、決済アプリ「pocket」はモンゴル国民の20%が使用するサービスとしてなじみが深い企業グループになっています。
新興国であるモンゴルは参入障壁が高いですが、Invescoreグループは地場の企業としてモンゴルでの事業展開が可能で、かつすでに多くの実績を上げている企業で、そのビジネス展開の一手法としてクラウドファンディングに参入したと推測されます。
投資キャンペーンの紹介
TECROWD(テクラウド)では、2022年1月末まで投資キャンペーンを実施中です。
「対象期間に募集される海外ファンド」に応募すると、1口(10万円)あたり投資額の2%にあたる2,000円のキャッシュバックが受けられます。
この2%でも十分太っ腹ですが、もう一つのキャンペーンがあります。
2022年1月末まで、会員登録時に紹介コードを入力すると、投資一口(10万円)につき1,000円のAmazonギフトがもらえます。
上記キャンペーンと合わせて、合計で投資額の3%相当がキャッシュバックされることになります。
このキャンペーンは「お友達紹介」ですので、紹介コードをご希望の方はTwitterのDMかメールまでどうぞ(Twitterのフォローもよろしくお願いします!)