商業施設を中心とした、不動産投資型クラウドファンディング「ゴコウファンド」の話題です。
今回は京都市内の案件が登場しましたので、現地まで実際に行って調べてきた内容を含みます。
<目次>
烏丸今出川ビル3階部分
ゴコウファンドで新たに募集されるのは、「烏丸今出川ビル3階部分」というファンドです。
・烏丸今出川ビル3階部分
募集期間:9月開始分は2022/8/31まで
予定年利:4.2~5.6%
運用期間:1~5年
募集金額:7,720万円
保全など:優先劣後出資 劣後比率は会員のみに公開
ゴコウファンドの案件は、他のクラウドファンディングとは異なる点があります。
まず契約時に最低契約期間を選び、この最低契約期間によって年利が変わります。最低契約期間経過後については、そこから1年単位での解約ができるシステムです。
ゴコウファンドの契約継続・解約の仕組みについては、下記の記事も参考にして下さい。
(関連記事)
www.sallowsl.com
物件の詳細
対象となる物件は、地下鉄烏丸線「今出川駅」徒歩1分にある「烏丸今出川ビル」。
2020年9月築なので、まだ2年の新築です。
今回のファンドでは、同ビルの3階部分をファンド化します。
ゴコウファンドによると、この3階部分には7月にテナントが入居を決めたとのことで、そのテナントは
「プライム市場へ上場する鉄道系不動産ホールディングス傘下の企業であり、学生用住居やキャリア支援を行う企業」
と説明されています。
募集金額は7,720万円で、外部サイトによると家賃は月額88万円とのことですので、年額家賃は1,056万円。
劣後出資分を足しても表面利回りは10%を超えていますので、悪くない値だと思います。
(参考外部サイト)
www.elitz-tenant.com
現地の様子とテナントの推測
さて今回の現地は京都市ということで、日頃の運動不足解消がてら現地に行って来ました。
写真は全て、7/31に撮ったものとなります。
現地は京都地下鉄烏丸線の今出川駅至近、近くには同志社大学の広いキャンパスや京都御苑があり、人通りの多い場所となっています。
(同志社大キャンパス)
(建物の外観と、五黄不動産の看板)
7/31の時点では、3階のテナントについては存在を確認できず。入居契約が為されたのが7月ということなので、実際の入居及び活動の開始はもう少し後のことになるのかもしれません。
(3階のテナントは確認できず)
またテナントは「プライム市場へ上場する鉄道系不動産ホールディングス傘下の企業であり、学生用住居やキャリア支援を行う企業」とのことですが、おそらく東急不動産ホールディングスのグループ企業である「学生情報センター社」ではないかと推測しています。