今回は投資記録の紹介です。
クラウドファンディング投資はインカムゲイン投資で、通常は利益がある程度読めますが、たまにはこんな爆益もあります。それもまた、投資の醍醐味の一つでしょう。
<目次>
オーナーズブック「US非上場eREIT第1号ファンド」
オーナーズブックで2019年10月に募集された、「US非上場eREIT第1号ファンド」が償還されました。
このファンドは米国の「Fundrise Real Estate Investment Trust, LLC」が所有するLLC持分を所有するもので、この持分の中身は不動産債権・商業用不動産ローン証券・商業用不動産等に分散されています。
当初は2024年末まで運用される予定のものが、今回約3年で前倒し償還。
分配金利回り(予定)4.51%に対し、確定利回りは10.4%という大幅な上振れとなりました。
CAMPFIRE Owners「カンボジア農家支援ファンド9号」
もう一つ大幅な利益を上げたのは、CAMPFIRE Ownersの「カンボジア農家支援ファンド9号」です。
こちらは予定利回り6.0%・11カ月、米ドル建ての為替ヘッジ無し、元利一括払い。
結果は上記の通り、投資額50万円に対して税引前利息は¥134,315。11カ月で割り戻すと、確定利回りは年利29.3%となりました。
(訂正)利息はこれ以外にも四半期ごとに振り込まれるため、その分を含めると税引前利息は¥143,050となり、11カ月で割り戻すと確定利回りは年利31.2%となりました。
CAMPFIRE Ownersは現在一時的にファンド募集を停止していますが、MBOにより事業再開することが決まった様子。今後のファンド組成に期待です。
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爆益の理由
オーナーズブック、CAMPFIRE Ownersのそれぞれのファンドで思わぬ利益を得たわけですが、理由は簡単。円安です。
両方のファンドともにUSD建であり、募集された時期である2019年~2021年のドル円は110円近辺。
今はそれに比べて3割ほど円安が進んでいるので、USD建てのファンドは為替の影響を受けて大幅な増益になったわけです。
私が別に投資しているロボプロも、円安の影響を受けてこんな状況。
含み益が大きくなるのは良いことなのですが、それが円の相対的な弱さゆえと考えると少し微妙です。