AIの判断によりポートフォリオが変わるロボットアドバイザー、ROBO PRO(ロボプロ)の話題です。
11月の中旬に、定例ではない臨時のリバランスが行われました。
<目次>
ROBO PRO臨時リバランス
AIによりポートフォリオを変更させながら運用するロボットアドバイザーが、私の使っている「ROBO PRO(ロボプロ)」です。
通常のロボットアドバイザーは、あらかじめ決められたリスクの中で最大のリターンが取れるようポートフォリオを設定し、それを維持します。これに対して、その時々のマーケットデータからポートフォリオそのものを変更するのがロボプロの特徴です。
ロボプロでは通常1カ月に1回ポートフォリオを動かしますが、それとは別に臨時のポートフォリオ変動を起こすこともあります。
その臨時変更が今回、2022年の11月に起こりました。
11月の月例変更については、下記の記事をごらん下さい。
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臨時ポートフォリオ変更の内容
11月に行われた臨時変更の内容です。
株式:66%(内訳 米国株:49% 先進国株 17%)
債券:3%(内訳 ハイイールド債:1%)
REIT:0%
コモディティ(金):29%
(現在のポートフォリオ)
11月初めの時点で14%あった米国REITを全て売り、その分を先進国株・金に充当したという変更です。
(ロボプロは米国REITを2022年4月から所有していました)
米国のローン金利が上がっているのはこの夏からの事ですし、足下の米国REITは若干回復基調です。
米国REITで何があったと判断したのか、AIはポートフォリオの変更でしか話してはくれませんので、この事実を受けてどう判断するかが投資家に委ねられることになります。
最近のポートフォリオ推移
臨時のポートフォリオ変更は、最近ですと2022年6月に行われました。
その際には米国債券を5%ほど売り、金を5%ほど買ったという変更が行われています。
(最近のポートフォリオ推移)
ロボプロに直接投資をしてAI運用を行うのも一つの方法(私はこちら)ですが、こうしたポートフォリオの変更から何かを読み取り、それを自分自身の投資に生かしていくのも一つの方法。
そのためにロボプロに10万円(最低投資金額)を入金し、AIの判断を聞いていくのも一考に値する選択だと思います。
(ここ1カ月の投資状況。11月に20万円入金済)