クラウドクレジットで投資中の案件で一つ、損失が確定したものがあります。
内容を見てみましたが、正直言って「これはしゃーない」ですね。
<目次>
ユーラシア個人向け小口融資事業者支援ファンド
私の投資していた「ユーラシア個人向け小口融資事業者支援ファンド35号」で、当初償還予定の2022年8月から遅延が続いていましたが、2023年1月の時点で損失が確定しました。
(口座情報)
(投資レポート)
15万円の投資に対して最終リターンは¥38,292なので、¥111,708の損失が確定しました。
とは言え、レポートを読んでみれば致し方ない状況だったと思います。以下、そのレポートです。
ファンドレポート
ファンドレポートから、重要な部分を引用します。
【償還事由】
・2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻後、4C Capital 社は正常な事業運営が難しくなり、手元資金が逼迫して2022年5 月期以降の返済が不能になっていること。
・戦争が長引くに連れて、4C Capital 社の事業継続に懸念が強まるなか、資金回収が不可能となる前に、4C Capital 社の株主から既存借入額の 15%相当の部分返済を受けることが最善だと考えられること。
・上記した部分返済を受けるとともに残る債権の放棄を受け入れるため、本ファンドに関して回収できる財産がなくなること。
結論:ロシアが悪い。
4C Capital社グループの中核企業がウクライナで個人向けに短期ローン等の金融事業を展開している以上、ロシアによるウクラナ侵攻による状況の急変のため事業停止を余儀なくされ、現状は少しずつ回復していますが予断を許さない状況。
この状況下では部分返済を受け入れるのが最善と判断し、今回の損失確定に繋がりました。
おそらく私も同じ判断を下していたでしょう。こればかりは致し方ありません。
そろそろあく抜けしたかなーと。
私は投資というのは、お金を介して世界や社会につながる行為だと思っています。
(労働が自己を介して世界や社会につながることとの対比でもあります)
そのためひとたび世界情勢が激変すれば、こういう事が起きるのはしかたありません。何してくれとるんじゃボケという気持ちが無いわけではありませんが、結果として自分の判断が正しくなかった以上、引き受けるのが当然です。
新型コロナからロシア侵略と激動の時代、クラウドクレジットでもいくつかの案件で遅延が起こりました。
このあたりであく抜けを期待したいところですし、2022年末にはクラウドクレジットがバンカーズHDに入ったことから、ここからの巻き返しに期待して再投資タイミングを窺っているところです。
(現在の私の投資状況)
(実施中のキャンペーン)
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