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「古いと思う仕事の価値観」は確かに古い。けど問題はそこじゃない。



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4月、多くの会社で入社式となるシーズン。今回は時事ネタということで、新社会人に向けた記事を一つ書いてみようと思います。

20年ほど会社勤めをしていたオッサンの戯言ということで、ご笑覧いただければ。


<目次>

 
 

「古いと思う仕事の価値観TOP10」


今回のお題は、Simejiユーザへアンケートを取った結果をまとめた【Z世代が選ぶ!!「古いと思う仕事の価値観TOP10」】


対象は10~24歳の男女、有効回答数は391人とのこと。10代前半に仕事の価値観を聞いて意味があるかどうかは疑問ですが、まあそのあたりは気にしないことにしておきましょう。

で、その「古いと思う仕事の価値観TOP10」がこちら。


 ソーシャルレンディング投資記録
 (引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000674.000006410.html


さて、これを見てどのような感想を抱いたでしょうか。

私の感想はタイトル通り、「Z世代のみならず、氷河期世代のおっさんでもこの価値観は古いと思う。けど問題はそこじゃない」でした。
 
 

何が「そこじゃない」のか。


何が「問題はそこじゃない」のかについて説明します。


会社に入社するということは、今までの大学などとは異なる環境に身を置くこと。会社勤めをするということは、会社のルールの中で業務や競争を行うということを意味します。

そして少なくとも会社内において、会社のルールは(法の範囲内で)個人のルールより優先されます。もしも個人のルールを優先したければ、起業なり何なりすればいいわけですから。



さてここで当然のことですが、会社というのは一様ではなくそれぞれの会社で文化があり社風があります。ある意味では「しきたり」のようなものがある会社さえあるでしょう。


入社した会社が上記のような価値観の会社だったのなら、新入社員への選択肢は三つ。黙って出ていくか、従うか、従っているフリをするかです。

それは会社がどんな価値観を持っていたとしても同様であり、ぶっちゃけて言ってしまえば世の中渡るにはそのくらいの芝居やフリは必須スキルの類でしょう。


ストレス解消に愚痴を言うくらいならともかく、会社の社風や文化に真っ向から逆らっても百害あって一利なし。

社会がその文化を否定する者を排斥するのは当然ですし、会社が会社の利益に反する者を排斥するのもまた当然だからです。


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「多様性」という諸刃の剣


元記事(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000674.000006410.html)では、こんなまとめがありました。

多様性・ワークライフバランスを重視し、どのようなバックグラウンドや価値観も平等に受け入れるZ世代は、上下関係なくフラットな人間関係を好む傾向にあるようです。


多様性を重視するというのは響きの良い言葉ですが、実際には諸刃の剣です。

なぜなら多様性を重視するということは、会社における「古い価値観も受け入れる」ことを意味するからです。


それならなぜ会社の古い価値観をZ世代が受け入れるべきで、Z世代の価値観を会社が受け入れる優先度だけ低いのかという不満が出るかもしれませんが、会社と従業員の立場は対等ではありません。

会社を相手にして力づくのパワーゲームに持ち込めば、従業員側は圧倒的に不利な立場に追い込まれます。不利な立場の者が、有利な立場の者と対等になるためには「うまくやる」しかないわけで、真正面から多様性という正論で殴りかかるのは下策でしかないわけです。


もしも正論を法廷に持ち込んで勝利したところで、結局は会社を辞めざるを得ないでしょう。そして訴訟したという事実は残り、他の会社には「面倒臭いヤツ」として見られるわけですから、この場合でも損益のバランスが取れているとは言いがたいわけです。


多様性を持ち出すなら相手の多様性も認めざるを得ず、結果として双方の力比べに逆戻り。だからこそ多様性とは。諸刃の剣に他なりません。
 
 

上司が言うことは絶対?


先ほどのランキングで堂々の(?)1位に輝いたのは、「上司が言うことは絶対」という価値観。これについては以下のようなまとめがありました。

Z世代は人種、ジェンダーなど全て平等に受け入れられるべきという考えも強いため、差別や不平等に対して敏感なのも特徴的です。年齢や役職で相手を見るということも無いようです。


平等に「受け入れられるべき」というのは理想ですが、理想でしかありません。会社の中では年齢や役職で評価され、あるいは発言力が決まるのが当然であり、それが現実です。

理想と現実が食い違った時、どちらに立脚すべきかは自明の理です。それすら弁えない理想は理想ですらなく、ただの妄想です。


(関連記事)
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差別や不平等に敏感とも書いてありますが、何が差別で何が不平等かは人ごとに考え方が違うもの。誰かの平等は誰かの不平等に他なりません。


社風にもよりますが一般論として、会社の中で上司に意見するなら、それ相応の作法というものが必要です。

作法を無視して正論を振りかざしケンカを売ったのなら、上司は上司の権限を振るうだけです。そしてそれはパワハラでもなんでもなく、ただの自業自得でしかありません。


正面からケンカを売るのは、確実に勝てる時だけ。これこそが常勝無敗の秘訣です。


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個人の価値観<組織の価値観


記事のまとめには、こんなことも書いてありました。

多様性・ワークライフバランスを重視し、どのようなバックグラウンドや価値観も平等に受け入れるZ世代は、上下関係なくフラットな人間関係を好む傾向にあるようです。距離感を大事にしながら意見を擦り合わせる姿勢がポイントになるのかもしれません。自分の価値観を中心に考えず、年齢や社歴、世代関係なくお互いの価値観を尊重しながら信頼関係を築けると良いですね!


フラットな人間関係を好むの結構、バックグラウンドや価値観を平等に受け入れるのも結構。

しかしそれは自分の中で大事にしておけばいい価値観であり、外へ向けて他人に押しつけるものではありません。特に組織の中では。


労働力を提供するということは、暗黙の了解として「その会社の方針に沿い、上司の業務指示に従う」ことを含みます。

皆が多様性と言う名前の雑多な価値観で行動したら何も生み出せないからこそ、会社組織ができ指示系統ができました。その中にありながら、フラットな人間関係を求めたり自分と会社の価値観を対等と考えること自体が筋違いです。


平等や公平を持ち出す前に、まず相手の価値観を理解し尊重すること。組織の中では、個人の価値観よりも集合体としての価値観が優先されることを知ること。そういった当然の礼儀を果たさなければならないという簡単なお話であり、それもできない人の意見など一顧だにする価値もないというだけです。それは差別ではなく、ただの区別です。


会社組織の本質は利益追求を目的とする集合体であり、そこでは平等も多様性も理想ですらありません。ただの方便と建前です。
 
 

とは言っても。


私の意見はJTCに勤めた経験からのものなので、もちろん会社によっては異なるものもあるでしょう。中にはどうしたって自分には合わない会社だってあると思います。

そんな時に「石の上にも三年」などと言うつもりはありません。とっとと見限ればいい話です。

会社の中で努力し地位を築いて我を通すもよし、自分の我を通せるフィールドへ移るもよし、どちらも同じ価値です。



人生を全部使っても、世の中のほんの一部を知って体験するのが精一杯。だからこそどこでも行ってなんでもやって、その結果を自分で引き受ければいいという簡単な話に過ぎません。


会社なんて大したものでなし、しくじっても最悪クビになるだけのこと。適当にうまくやったり演じたり時には本気だしたり、肩の力を抜いてそこそこ楽しくやっていけばいいのではないでしょうか。正しい努力を積み重ねていけば、最後にはきっとなんとかなるものです。


(こちらも参考にどうぞ)
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