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消費者庁のステマ規制運用基準が発表されました。



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以前にも書いたことがある、いわゆるステマ(ステルスマーケティング)への規制について、消費者庁から運用基準が明らかになりました。

「やるなら正々堂々ダイレクトマーケティング」を信条としている私には、大歓迎の内容です。


<目次>

 
 

以前の記事


2022年の6月頃、こんな記事をアップしました。

個人のWebサイトやブログ、SNSを用いた広告を規制するため、消費者庁が指針を策定することになったという内容です。


(関連記事)
www.sallowsl.com


的外れな意見は時々見かけますが、個人メディアにおける広告は規制されていません。それが規制されるのであれば、世の中から広告やCMは絶滅しています。

規制されるべきは個人的な感想を装って商品を推奨する「ステマ」や、事業者によって記載内容を操作された記事が個人メディアに掲載されることであり、その運用基準が今回明らかになったというのが話題の中心です。


これまではどのような記事内容やSNSへの投稿がステマにあたるかの基準が定まっていなかったため、実際にはステマにあたらないのにそのような謂れを受けるという弊害もあり、今回の基準設定はルールの明確化という点で良いことだと思います。
 
 

運用基準の概略


 ソーシャルレンディング投資記録


今回の運用基準は、すでにパブコメを完了し消費者庁に一次ソースが掲載されています。

なんかリンクカードが文字化けしてますが、下記のページにおける「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」というのがいわゆるステマのことです。


www.caa.go.jp


内容を読んでいくと、大まかなポイントは


・規制対象は主に事業者側であるが、間接的にメディア側も規制される

・メディアの表示内容全体から、広告部分明らかにそれと分かる必要がある

・事業者が何らかの対価を渡し、メディアに表示される内容の決定に関与していると問題となり得る


の3つだと思います。

ちなみに個人的には日本の規制はまだまだ甘い方だという印象で、アメリカでは米連邦取引委員会(FTC)が偽のレビューや誤解を招く内容を取り締まる基準の厳格化を検討している他、イギリスの競争市場庁(CMA)では偽レビューを行った企業への罰金も設定されているとのこと。


広告業界は詳しくないのですが、広告は個人が行うか会社が行うかに関わらずグレーゾーンになりやすい性質があると思うので、今回のような明文化は広告の質の向上(*)に役立つでしょう。

最初からグレーゾーンの広告については今回の規制の効果が薄いでしょうが、そういった広告は出す方も利用する方も覚悟をしているでしょうし、ある意味規制よりも隔離しておくしかないのかなと思います。
 
 

投資界隈への影響について


今回の消費者庁の運用基準設定が、投資界隈に与える影響について。


ブログやYouTube、あるいはSNSもそうですが、情報を流すメディア側は当然影響を受けることになります。

今回の規制対象はメディアではなく広告主側ですが、それでも真っ当な広告主であればステマと疑われるような広告を正面から依頼はしてこなくなるでしょうし、それはブログの広告を扱う代理店も同じことです。


お金を正面から扱う投資界隈はどうしてもステマと親和性が良くなってしまいますが、今回アウト/セーフの線引きがなされたことで、一定の健全化は望めるのではないでしょうか。


また個人が個人に依頼する形でステマを行った場合も、依頼した側は広告主として今回の規制に触れることになりますし、受けた側も景表法への違反行為の片棒を担いだという道義的責任を免れません。


というかぶっちゃけ、広告も宣伝も禁じられてるわけじゃないんだから正々堂々やればいいのにと思うのですが、それでは都合の悪いことがあるんでしょうね。優良誤認させないと売れないとか。



もちろん規制ガン無視でやらかす素行の悪い輩もいるでしょうが、そんなものに近寄るのは自己責任でしかなく、無視するなり粛々と通報するなりすればいいだけのこと。

独裁国家や「市民、あなたは幸せですか?」の世界じゃないんですから、ルールで全てがうまくいくなどと期待する方がアレで、結局自分の身と資産は自分で守るしかありません。
 
 

クラウドファンディングと当ブログ


投資界隈の中でもクラウドファンディングは、値動きやいわゆる「売方」の概念がありません(株式投資型を除く)。

また一部を除いて投資した案件をキャンセルすることはできず、同じファンドに投資した投資家は同じリターンを得ることができるため、利害が一致するという特徴があります。


そのためいわゆる嵌め込みが起こらず、他人を騙すことにメリットがありません。

他人を騙して投資させ利益を得たとしても、同じ案件に自分が投資していたらそれ以上の損害を受けるわけで、天秤が釣り合わないからです。


もっとも個人的には損得天秤云々よりも、会社員の頃に客先やら競合やら当局やらと丁々発止していたので、会社を辞めてまで他人を出し抜いたり誤解を誘ったりして利益に誘導するのは面倒すぎるという理由が大きいですが。



他の投資と比べてクラウドファンディングはその性質上ステマが起こりにくく、また当ブログでは開設時より「やるなら正々堂々ダイレクトマーケティング」を信条としているので今回の運用基準制定は大歓迎。むしろこれまでやってきたことがお上にお墨付きをもらったとも言えます。


とは言え、投資ブログがGoogle基準で言うところのYMYL(Your Money or Your Life)というセンシティブな分野に属するのもまた確か。

会社員の頃は、とある分野で法律の番人のようなこともしていましたので、法律の重要性は身にしみて理解しています。

今回のステマ規制を他山の石として、これからも自分の投資実績に基づいた正々堂々の記事作成と広告を行っていきたいと思います。よろしければ末永くご愛読のほどを。


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