不動産投資型クラウドファンディング「TECROWD(テクラウド)」の話題です。
TECROWDでは国内不動産と海外不動産の両方の案件が組成されますが、今回は国内の開発案件が登場しました。
<目次>
TECROWD42号ファンド
TECROWD42号は、大阪にあるコンセプトホテルを対象とした不動産投資型のファンドです。
・TECROWD42号ファンド ZONE shinsaibashi west
募集開始:5/9 18:00~(先着式・後入金)
予定年利:7%
運用期間:24ヶ月
募集金額:4億9,360万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率約5%
本ファンドは大阪市西区北堀江に位置する宿泊施設「ZONE shinsaibashi west」が対象となります。
対象不動産は10階建てのビルで、2020年9月に事務所からホテルへ全面改装済。
地番と住所が一致していなかったので調べたところ、府道41号線に接する「大阪市西区北堀江1丁目22−20」が対象ビルとなっており、2020年までは「くれえる化粧品」、その後は「&AND HOSTEL SHINSAIBASHI WEST」が入居していました。
(対象物件のストリートビュー)
ファンド詳細と共同事業者
本ファンドはTECROWD(テクラウド)の運営を行う事業者、TECRA(テクラ)社のグループ会社であるインベスコアジャパン社との共同プロジェクトとなり、同社との間にマスターリースによる賃料保証契約が締結されます。
また対象のビルは体験型コンセプトホテルとして運営される予定で、ジムに特化したシェアリングサービスを運営するstadiums社、ホテルや民泊の運営経験が豊富なmatsuri technologies社も共同事業者となります。
matsuri technologies社はどこかで聞いたことがあるなと思い調べたところ、不動産投資型クラウドファンディングの「FC FUNDING」が組成したファンドの対象施設を運営する会社でした。
投資判断
今回の案件の投資判断。まず結論で言いますと、50万円ほどで参加予定です。
国内不動産とは言え開発案件であり、かつ劣後比率は5%と決して高くはありません。
ただしマスターリースを結ぶ相手であるインベスコアジャパンの本体(Invescoreグループ)が、モンゴルを中心に不動産開発・運営・管理業、金融業などを行っているグローバルな会社であることから一定の信頼性はあると判断します。
またステークホルダーが多いことからある程度ガバナンスが効いていることが期待され、こういった投資判断になりました。
年利7%は魅力ですが、投資額に応じて対象ホテルの優待や特典などがあればもっと魅力的な案件になったかもしれません。あ、大阪は近いので案件いただければ取材に伺います(ダイレクト営業)。
案件はゴールデンウィーク明けの募集開始なので、興味ある方はGW中の会員登録をすれば間に合うと思います。その際は広告リンクをご利用いただければ幸いです!
(TECROWD 会員登録方法)
www.sallowsl.com