今回は忘れかけていた遅延案件についての続報。
てっきりこれで打ち止めかなーと思っていたのですが、グリーンインフラレンディングから2回目の中間配当のお知らせが。
<目次>
2回目の配当連絡
遅延が発生しているグリーンインフラレンディングにおいて、東京地方裁判所で破産手続の開始決定が通知されたのは2021年4月のこと。
その後2022年5月には中間配当として出資額の8%相当が発表され、2022年6月15日に実際の振込が行われました。
正直なところこれで配当は打ち止め、後はしばらくしたら損失確定するんじゃないかとも思っていたのですが、先日2回目の配当連絡がありました。
3ヶ月ごとに連絡はもらっていたのですが、2回目の配当連絡については未定だったためある意味ではサプライズです。
配当の内容
今回、中間配当の手続きに参加できる債権総額は約127億円で、中間配当可能な金額は約10億円。
配当額は8%となっており、私の受け取ることができる配当額の見込みは207,823円。
(中間配当の通知。詳細数値はマスキング)
前回の配当通知を見直してみたところ、こちらの金額も¥207,823と1の位まで一致。
さすがにそんな偶然はないだろうと内容を確認すると、「各債権者の配当額を算定するに当たり、小数点以下を四捨五入しているため」という一文があり、つまり前回も今回も四捨五入して8%の配当が得られたということでした。
(実際、中間配当することができる金額の総額は前回と今回で異なっています)
(配当通知の文書抜粋。振込日は7/12)
今後の見通しと戦略
正直なところ今回の配当については、思っていたより多いなという印象です。
また残っている案件の状況を見てみると、追加で回収できる見込みはそれほど多くないもののゼロではなく、最終配当までの間にもう1回ほど中間配当が挟まれる可能性もあるかと思いました。
少なくとも2023年中の手続き終結は困難で、2024年くらいまでもつれこむでしょう。
クラウドリースの破産手続きは2024年に終結する予定であることから、同じ年に複数の終結があると雑損失が雑所得で相殺しきれないため個人的には年をずらしてもらいたいのですが、このあたりはコントロールできるものではないのでしかたありません。
損失が出れば雑所得とぶつけて所得税・住民税還付を受けて補填。
また私は現在投資家という名前の無職ですので、損失の額によっては国保や国民年金の減免に相当することになる可能性もあります。投資の損失は何にせよ自己責任なので、後はどうやって失敗を利用するかです。