今さら言うことでもないのですが、正しいこと、良いことがあればきちんと褒め評価するのは大事なことです。
それは人であれ、人の集合体の事業者であれ同じことでしょう。今回はそんな話題。
<目次>
LEVECHYの災害義援金
LEVECHY(レベチー)が、令和6年能登半島地震の災害義援金を石川県に寄付したと発表しました。
金額は「LEVECHYファンド8号に投資申込した人数×100円」、合計で357,400円。
この義援金は出資金でなく、レベチーを運営するジャパン・プロパティーズ社の自己資金から拠出されています。
さらに、2024年内に募集するファンドはすべて同種の取り組み対象とするとのこと。
こういった取り組みは当然評価すべきですし、他のクラウドファンディング事業者にも広まってもらいたいと思いますので紹介します。
能登半島地震の災害義援金については私も、少額ながら各種ポイントで寄付を実行済。
それ以外に今年のふるさと納税は基本的に被災地へ向け、また北陸応援割が開始されたらなるべく現地を訪れて支援しようと思っています。京都からなら北陸はかなり近いので、こういう時は京都住まいの出番でしょう。
(LEVECHY 会員登録方法)
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マリタイムバンクから珍しい連絡
マリタイムバンクからは、ファンド募集の前倒し連絡がありました。
2024年2月5日の15時から募集開始予定だった20号ファンドの募集時間が、13時に前倒しされたとのこと。
これは2月5日に気象庁から発令された大雪予報に伴うもので、おそらくマリタイムバンクの運営会社も早じまいすることにしたのでしょう。そのため予定通り15時から募集開始してしまうと、万が一トラブルが起こった場合に対応するのが難しいと判断し、ファンドの前倒しを決定したのだと推測されます。
予期せぬ自然現象が起きているのに、ファンド開始を予定通り強行する必要はどこにもありません。妥当な判断だと思います。
(会員登録方法)
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所感、あるいは蛇足
叱って伸びるなどというのはごく少数派であり、評価されてこそ伸びるもの。
世の中には褒めると増長する、叱ってこそ人は伸びるなんて意見もありますが、そういうケースは往々にして自分自身に褒められたり評価されたりした経験がないから他人にコンプレックスをぶつけているに過ぎません。
人もそうですし、人の集団である組織もそうですし、会社や政府だって似たようなもの。
増長することがないよう監視や指摘することは大事ですが、多くの場合自分もそうであったように「褒めて伸ばす」のが基本でしょう。
あと黒ウサギ的に言えば、日常的に不平不満を垂れ流している人の指摘はあまり効果がありません。「また言ってるよ」と思われてオワリです。
普段めったにネガティブな事を言わないからこそ、たまの指摘が効果的になろうというもの。
私がクラウドファンディングについてあまりネガティブな事を書かないのは本心もありますが、こういった目論見もあるというわけです。