maneo関連で大規模な遅延が発生していた、クラウドリースの続報です。
以前記事で書いてから約1年が経ち、2024年中には処理が終結する目処が付きました。
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<目次>
今後の見通し
2024/2/21、クラウドリースの第7回債権者集会が開かれました。
この会合では現時点における破産財団の財産目録が配布され、回収可能な(ほぼ)すべての債権の回収が完了したという報告が為されたようです。
その詳細についてはオープンにできませんが、最終配当率は10%弱になりそうです。
この後で配当の許可申立が行われ、許可されれば官報への掲載を経て4~5月には配当が確定、その1ヶ月ほど後に配当が実施されて破産処理が終結するという流れになります。
私の投資状況
クラウドリースへの私の投資状況は、残高が約200万円。当然この全額が遅延し、破産処理の対象となっています。
先にも書いた通り最終配当率は10%弱なので、想定される損害額は約180万円。
確定申告をすることでこの損害額は雑損失となり、雑所得と相殺されます。結果として所得税が還付され、さらに収入金額が減ることで国民健康保険料や住民税が減少しますので、ざっくりですが180万円の半分弱は戻ってくると思います。
長きに渡った破産処理もようやく目処がつき、これで一区切り。
杜撰な管理をした事業者に恨み言は当然ありますが、今さら言っても詮無きこと。何を言おうが喚こうが、投資判断をしたのは自分であり自分の責任でしかありません。それが投資の鉄則であり原則です。
投資の損失を自分だけの責任にするからこそ、投資の利益は自分だけのものになります。
ということで気持ちを切り替えて、次行きましょう次。