年利10%以上のファンドを連発する「ヤマワケエステート」の話題です。
これまで個人的な懸念があって紹介を少し控えていたのですが、ファンドの確認は続けてきました。その中で流れが少し変わってきたように思うので、記事で紹介します。
(事業者紹介)
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<目次>
個人的な懸念
私がヤマワケエステートに抱いている個人的な懸念は、利率がかなり高いことではありません。
利率が高いということは潜在的な不確実性があることを意味し、投資家は呑み込んだ上で判断すればいいだけ。例え他人からアドバイスをもらったとしても、判断したのは自分ですから利益も損失も自分のものです。
個人的な懸念は利率ではなく、開発型ファンドにも関わらず劣後出資が極めて薄いことです。
劣後出資は多ければいいと言った単純なものではありませんが、対象となる不動産の種類によって劣後出資の相場というものがあります。
不動産投資型クラファンにおける物件には、安定稼働しているインカム型不動産、安定稼働はしているものの売却益も見込んでいるインカム+キャピタル型不動産、売却益にウェイトを置いたキャピタル型不動産、そもそも現在では収益が発生していない開発型不動産など様々な種類がありますが、後者になればなるほど劣後出資は厚くあるべきという意見は賛同を得られるでしょう。
ヤマワケエステートの場合、開発型にもかかわらず劣後が1%以下などの案件が多く、事業者と投資家の間に利益相反が発生しかねない状況だったため、これまで記事で紹介する頻度を控えていました。
最近は、この流れが変わってきたように思います。
ここ最近の案件
例えば、3/19の14時から募集される下記の案件。
・東京都江戸川区平井 新築ファンド
予定年利:13.2%
予定運用期間:8ヶ月
募集金額:3,900万円
保全など:優先劣後方式 劣後出資2%程度
対象となるのは借地権付きの戸建て。
この戸建てを購入し、現況の建物を解体した後新築戸建てを建築し売却するという開発型ファンドです。
土地建物は現状で収益を生み出すものではないため、こういった案件では相応の劣後出資が重要です。これまでヤマワケエステートについては開発型ファンドでも1%以下の劣後出資しかなかったことが懸念点でしたが、本案件の劣後出資率は2%前後です。
2%という劣後出資比率が十分かどうかはともかく、これまでと比べて比率が明らかに増えていることは事実です。
この傾向が一過性のものでなければ、そして劣後比率が徐々にでも上がってくるのなら、ファンドの種類によっては投資を前向きに考えていいかもしれません。流れが少し変わってきたというのは、こういう理由です。
(会員登録方法)
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キャンペーン情報
ヤマワケエステートでは現在、会員登録+投資完了でAmazonギフトカード2,000円がもれなくもらえるキャンペーンを実施中。
2024年3月31日までの会員登録、2024年5月31日までの投資(最低10万円)で対象となります。
またヤマワケエステートで先日募集され「いくらなんでも利率高すぎて怪しい」とまで言われた「神奈川県愛川町 一戸建て再生ファンド」で、当初想定の年利84.6%を超え約款上の上限年利95%での配当になったとのこと。
投資なのでリスクは当然ありますし、これまで順調だからと言って今後を保証するものではありませんが、着々と実績を積み上げている印象はあります。