ソーシャルレンディング投資記録(新)

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今回は資産運用に関する雑記を一つ。

X(旧Twitter)であるポストを見かけて、目から鱗と言えばいいのか考えもしなかったというのか、そんなカルチャーショックにも似た何かを感じた話です。


 ソーシャルレンディング投資記録


<目次>

 
 

ふと見かけたポストの衝撃


今回の話題のきっかけは、X(Twitter)でやりとりさせていただいているセミリタイア九条(@kuzyofire)さんのポストから。


「60代からの資産「使い切り」法」という本の話題で、こんなことをポストされていました。

この本読んでると
「できれば資産運用なんかしたくない、はずです」
なんてのか出てくる。
 
そうなんだよね、それが普通で、資金枯渇するまで運用に回す株クラが変わってるんだよね。

 

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・・・え?


いやもう正直なところ、今の私にとって資産運用を「しない」ということは考えの外でした。


世の中の多くの人が働くという行為を当然のこととして受け止めるように、株クラ(正確には私は投資クラですが)の多くの人にとっては、資産を運用するという行為は当然のこととして受け止められています。

それはどちらが良いとか悪いとかではなく、経済の捉え方が違っているのでしょう。


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資産運用は重要(になってくる)


ここ最近の日経最高値のニュースと合わせるようにして、「株価が最高値になっても恩恵がない」「景気が良いとは思わない」という声を紹介するニュースが目に付くようになりました。


こういった声はある意味、当然のこと。

経済には実体経済と金融経済があり、現在の日本は大企業を中心に給与が上がり実体経済がようやく上向いてきた状況ですが、海外を含めた金融経済は数年前から活況を呈してきています。

そんな状況において実体経済にしかアクセスしていなければ、好景気を感じることがなくて当たり前です。


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現在の日本で重要度を増しているのは、実体経済と同様金融経済にもアクセスし(つまり資産運用を行い)、資産を構築すること。

資産運用にはリスクがあるじゃないかと言う声もあるでしょうが、それを言えば実体経済へのアクセス(≒労働)にも心や体を壊してしまうリスクがあります。会社員時代にそういう人を何人も見てきましたし、その中には残念ながらこの世から辞してしまった人もいます。

実体経済のみへのアクセスだけで資産を構築できる人ももちろんいるでしょうが、そういう人はそもそも実体経済の好調を享受できている人なので、恩恵がないとか好景気を実感できないという声は出てきません。つまり現状においてある人が好景気を実感できていないのなら、その主な理由は金融経済にアクセスしていないからであり、自分の選択の責任を自分で取っていることに他なりません。



構築した資産は心の余裕であり選択肢の多さです。

低賃金が持続するのは、それでも働く人がいるから。資産が構築できていればより良い条件の職へ移ることができますし、巡り巡って悪条件の企業を退場させ経済全体の賃上げを推進することにもなる。つまり社会全体を良い方向へ変えていく一助となる行為(*)なわけです。

様々な考え方があるでしょうが、私はマイルドなコミュニタリアンなのでこう考えてます。
 
 

重要であっても必須ではない


ここまで資産運用の重要性を主張してきたわけですが、より優先する前提として

「資産運用は重要だけど必須ではない」

という点も重要です。


目的はあくまでも資産構築であり、資産運用は重要ではあっても手段の一つ。運用だけで資産を構築できる人は皆無とは言いませんが、相当のレアケースであることは確かです。何せ資産構築とは「レベル(入金力)を上げて物理(資産)で殴る」というクソゲーですから。

多くの人にとっては、基礎的な入金力(収入)のアップをメインに据え、節約と運用をサブにするのが資産構築を成功させるコツでしょう。


それともう一つ重要なのは、資産を構築するには長い時間が必要だということ。

高レバレッジのバクチで一山当てるならともかく(*)、NISAやインデックスなど王道の投資を少しの期間だけ行ったところで、常識的に考えて将来が安定するとか資産構築がうまくいくなどということはありません。この事を当然として受け止められる思考力は、投資でも仕事でも人生でも必要です。

ただし注意しなければならないのは、現物不動産などを考えれば分かる通りレバレッジとは資産構築短縮機関や一発逆転術式ではなく、本質的にはただの格差拡大装置であり、資産が少ない人が触るのは基本的に禁忌だということです。


SNSやYouTubeなどにはレバレッジを一発逆転術式として用い成功されている人も散見されますが、華々しい一人の成功の裏側には数千の屍があることを忘れてはいけませんし、自分がその一人になれるとはなおのこと思ってはいけません。


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私が投資をする理由


私は王道と言われる手段(収入アップ+節約+運用)を用いて資産を構築し、幸運にも恵まれて一応FIREをした身です。

そんな私は未だ投資を続けていますが、その理由を尋ねられれば回答は「楽しい」から。


もっと正確に言えば、「クラファンという楽しめる投資に出会えたから」です。ここに来るまでに紆余曲折はありましたが、上でも書いた通り資産構築というのはどうせ長い旅になるもの。それなら多少の非効率はあったとしても、大やけどをしない程度に楽しんで経験を積み、自分に合った投資が何かを探すたびにしてもいいのではないでしょうか。


 ↓これは大やけどをする例
 ソーシャルレンディング投資記録


「もし投資が楽しいもので、あなたも楽しんでいるようなら、おそらくあなたはお金を稼げていないだろう」


という言葉もありますが、楽しくないものを続けられるほど人間は強くありませんし、そもそも個人の資産運用は誰と競うものでもありません。稼ぐために楽しくないこともしないといけないとは職業トレーダーの立場であり、個人投資家がドヤ顔をして引用する文章でないことは明確です。

ましてや資産構築が後半にさしかかっている私にとって、投資とは実益を伴ったこれ以上ない趣味です。だからこそ「楽しめるかどうか」という観点がとても重要になるわけです。投資にはお金がかかるところも趣味と同じですね。
 
 

まとめ:投資は楽しい(震え声)


今回の雑記は、ふと目にした言葉に素でツッコんでしまったことをきっかけにして書きました。


最後に、私を含め投資が好きだと公言している人はそれなりに多いですが、僭越ながら一つだけ確認したいことが。

それは、ちゃんと損まで楽しんでるか? ということです。投資とは損得両方の側面がなければ成立しません。


・・・え、私ですか? ちゃんと楽しんでますよ(震え声)



損失が楽しめる人はとても少ないでしょうが、これからも投資を続けていくつもりなら、強がりながらでも「損は損で楽しめる」と言葉を絞り出せる心持ちが必要なのだと思います。


そうでなければ、いずれ何らかのきっかけで「できれば資産運用なんかしたくない」側になるでしょう。私はまだ投資を続けていたいので、損失も楽しめると強がりを続けていきます。


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