不動産投資型クラウドファンディング「ぽちぽちFUNDING」の話題です。
事業者の情報自体は、2020年8月頃にはあったのですが、少し時間が経ちました。
祝:初回案件の登場です!
<目次>
ぽちぽちFUNDINGとは?
犬のアイコンのとも相まって、なんともゆるい可愛い印象の「ぽちぽちFUNDING」。
投資であることには代わりありませんが、とっつきやすいイメージで売り込んでいくというのは、すそ野を広げる意味でも良いことだと思います。
サービス提供事業者は「アイディ株式会社」で、これまでは不特法(不動産特定共同事業)による不動産小口商品、「COLEAD」を扱っていました。
「COLEAD」→「ぽちぽちFUNDING」への変更で最低投資金額は50万円→1万円となり、さらに投資しやすい商品になったと言えるでしょう。
また不動産小口案件にすでに参入しているということで、そちらの経験や蓄積も期待できそうです。
サービス提供事業者は「アイディ株式会社」、代表者は「池田 昌宏」氏。
品川区・大田区で50年の実績のある事業者で、不動産業の中では老舗でしょう。宅建業の免許証は確認済み、これまでの処分歴はありません。
第1号・第2号案件
ぽちぽちFUNDINGから登場する第1号案件は、以下の通りです。
・ぽちぽちFUNDING1号
募集開始:11/19 12:30~
予定利率:5.5%
運用期間:3ヶ月
募集総額:544万円(一人あたり上限:50万円)
劣後出資比率:20%
不動産の所在は東京都大田区、544万円と小口の案件です。
また運用期間も3ヶ月と短いので、とりあえずはお試しという感じでしょうか。もっとも裏を返せば、お試し第1号案件からコケたら後がないわけで、案件の安全性は相当考えてあると推測することもできそうです。
またこれとは別に、11月中には第2号案件を抽選方式で募集予定、との情報もありました。
先着か抽選か、色々とトライアルしながら良い方法を見定めていく、ということなのかもしれません。
どこの事業者もそうですが、最初のうちが認知度が高くなく、投資しやすい状況にあると思います。
ぽちぽちFUNDINGへの投資家登録方法は、下記の記事で詳しく説明していますので、参考にしてください。
ぽちぽちFUNDINGの特徴
ぽちぽちFUNDINGの大きな特徴として、「途中解約可能」という点があります。
解約手数料はかかりますし、説明を聞く限り解約すると元本割れもする可能性も高いとのことですが、斬新な特徴です。
クラウドファンディングで挙げられる大きなデメリットの一つ、「流動性のなさ」をカバーするものであり、投資家にとっては万が一の安心材料になると同時、大きな魅力になるのではないでしょうか。