ロボットアドバイザーによる定点観測の話題です。
本記事は、ロボアド投資をしていない方にも見てもらいたい内容です。というのも、AIが膨大な量のデータを食べ、その結果として何を出力したか、という紹介になるからです。
先月時点から何が変わって何が変わらないか、変化点を見ることは投資の参考になるかと思います。
<目次>
ROBO PROの基礎について
ROBO PROは、日本初の個人向けにAIを搭載したロボットアドバイザーです。
詳細な仕組みとこれまでの動きについては、以前に説明会で聞いた内容を記事にしましたので、こちらもあわせてごらん下さい。
通常のロボットアドバイザーと比べ、ROBO PROでは原則月1回(+相場の急変があった場合は随時)、ポートフォリオの見直しが行われます。
そして今回、2021年2月分の見直しが行われましたので、内容を紹介します。
2021年2月のポートフォリオ
2021年2月の初め、ROBO PROのポートフォリオは以下のように組み替えられました。
(株式)
(債券)
(コモディティ)
2021年2月 ポートフォリオまとめ:
株式:63%(米国株:10%、先進国株:16%、新興国株:37%)
債券:22%(米国債券:2%、ハイイールド債:20%)
コモディティ:12%(金:12%)
現金:2%
ポートフォリオの変遷(過去3ヶ月との比較)
2020年11月~2021年2月で、ROBO PROのポートフォリオの変遷は以下の通りです。
昨月と比べて、「先進国株・米国債券・ハイイールド債」が比率上昇、「米国株・新興国株・金」が比率減少となりました。
さらに少し気になる指標として、米国債券の利回りが急降下しているという事実もあります。
(引用元:Bloomberg)
事実を素直に解釈すれば、下記のようになるのですが、さてどうでしょう。
皆さんの予想はいかがでしょうか?
・株式の保有比率そのものはさほど変わっていない(65%→63%)。つまりリスクオンの状況は変わらず? ただし目先調整はある?
・資産クラスを分散させる傾向がある。つまり全体のバランスを取るべき時期である?
・金はそろそろ天井?
ROBO PROに少しでも投資すべき理由
投資の世界において「**すべき」が禁句なのは承知していますが、ROBO PROについては「最低金額でいいから投資すべき」と思っています。
それはROBO PROに入金(最低金額:10万円)することで、AIの判断を自身の投資の参考とすることができるからです。
ROBO PROではこれまでの投資成績は公開されていますが、過去のポートフォリオの履歴は公開されていません。なのでAIの判断を確認するためには、自分が実際に入金を行う必要があるわけです。
ROBO PROは膨大なデータをAIが食べ、投資方針を決定します。
人間とAI、どちらが優れているかの決着はまだ着いていませんが、私とAIならすでに結果は見えています(笑)。
それが、私がROBO PROで投資をする理由です。
ロボットアドバイザー以外の投資を行っている人でも、AIが相場全体をどう見ているかの判断を確認することは、自分の投資に参考になるでしょう。
ROBO PROへの登録は、下記のリンクを利用いただければ幸いです。