短く一報です。
一連のmaneo問題の震源地とも言える、グリーンインフラレンディングにおいて、破産手続きの開始が決定されました。
<目次>
発表内容
今回の発表については、以下の通りリリースが発表されました(リンク先はこちら)
本件は、2021 年 3 月 8 日付で当社が東京地方裁判所に債権者破産申立て、保全管理命令の申立ておよび包括的禁止命令の申立てを行い、同年 3 月 10 日に保全管理人が選任されました。
GIL 社は、第一回審尋では破産開始原因はないなどと主張しましたが、その後、GIL 社は破産手続の開始を争わない意向を示し、同年 4 月 9 日東京地方裁判所は、GIL 社について破産手続を開始する旨を決定いたしました。
グリーンインフラレンディングについては、私も債権者に入っていますので破産申立の参加について申し込むか否か、問い合わせがありました。
結局参加したのか否かは、すでに事が裁判沙汰になっていますので非公開ということにさせていただきます。
意外にあっさり?
グリーンインフラレンディングの破産手続きについては、事業母体であるJCサービスが3/31付けで公式サイトにおいて、かなり激しく異議の申し立てや反論を行っていました。
・民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ
(3/31付け)
今回の破産手続き開始の決定を受けても、基本的な姿勢は変わっていません。
maneoマーケットが投資家に破産申し立てへの参加を促したことを「扇動」と称したり、民事再生を行おうとしたもののmaneoマーケット側からの情報提供が無く断念した、という内容が書かれています。
・株式会社グリーンインフラレンディングに対する破産手続開始決定に関するお知らせ
(4/9付け)
意見や立場が対立している二者の事なので、現時点において私がどちらが正しい、どちらが悪いなどと言うべきものではありません。今後の進捗を見ていこうと思います。
本当にJCサービスに返済可能な資産があるのかどうか、それは自ずから明らかになることでしょう。
長くかかりました
手元データによると、グリーンインフラレンディングの最後のファンドが迎えるはずだった満期から、すでに1年半が経過しています。
長くかかりましたが、今回の破産手続きが開始されたことにより、クラウドリースも含めて状況が進んでいくことに期待したいと思います。
(関連記事)
www.sallowsl.com
私のグリーンインフラレンディングへの拘束額は、約250万円。
結果的に案件が遅延し、おそらく一部は元本損害が起きるでしょうが、その責任の所在はどこまで言っても自分自身。
今回の教訓は、次の投資の糧としていきたいと思います。
(関連記事)
www.sallowsl.com