AI搭載のロボットアドバイザー、「ROBO PRO(ロボプロ)」の話題です。
今月のポートフォリオ見直し内容と、そこから見えるものについて書いていきます。
<目次>
今月のポートフォリオ
ROBO PROでは基本的に1ヶ月に一度、ポートフォリオの見直しが行われます。
膨大な各種のマーケットデータをAIに食べさせ、その結果弾き出された結果にしたがって、動的にポートフォリオを変更していくことがROBO PRO最大の特長です。
(*誤解されることもありますが、一般のロボアドはAIを利用していません。詳細はこの記事の最後にて)
今月のポートフォリオは上記の通りです。ほとんどの資金が株とゴールドにつぎ込まれているのが分かります。
次に、中身の詳細を見てみます。
ポートフォリオの推移
ここ6ヶ月のROBO PROのポートフォリオは、以下のように推移しています。
債券及びREITを売り、株(特に新興国株)を多く購入していることが分かります。
全体としてはリスクオン、さらにゴールドの保有率が変化していないことから、円安傾向はまだ続くという判断だと思われます。
どのようなマーケットデータからどんな判断をしたのか知りたいところですが、AIの仕組み的に言語化するのは難しいため、投資家としてはこのような推測をして自分の投資に活かすことになります。
最近のパフォーマンス
ROBO PROのここ1ヶ月のパフォーマンスは上記の通りです。
*この間、追加資金は投入していません。
10月に進行した円安の影響も受け、20万円弱資産が増えています。相場を読む能力は私にはないので、その分はAIにお任せするということで、これからもROBO PROでの投資を続けていく予定です。
「AI搭載」のロボアドはROBO PROのみ
ROBO PRO(ロボプロ)の最大の特徴は、「AIを利用したロボットアドバイザー」だということ。
時々ある誤解なのですが、世の中の多くのロボットアドバイザーは金融理論に基づき、「同じリスクで最大のリターンが得られるようなポートフォリオを構築・維持」しているだけであり、AIを利用していません。
下記の図の水色で塗られた部分が、通常のロボアドの機能です。
ロボプロには、マーケットデータを読んで動的にポートフォリオを変更する機能があり、個人的にはこの点が別格だと感じています。
以前にロボプロの年1.1%という手数料が決して高くない、という記事を書きましたので、あわせてごらん下さい。