以前紹介して、「たぶんこれ投資できないだろうなー」などと思っていた案件。
蓋を開けてみれば、いやはや。こりゃもう良くも悪くも宝くじ状態です。
<目次>
COZUCHI「栃木県日光市 ホテル開発素地」
一つめはCOZUCHIから募集されている「栃木県日光市 ホテル開発素地」。
特別優先権を持っている人のみが最初に応募でき、残った場合は一般でも応募できるという内容でした。
・栃木県日光市 ホテル開発素地(匿名組合)
予定年利:6%
予定運用期間:2年
募集金額:5億3,000万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率11.2%
「特別優先権で大部分埋まりそうだけど、もしかしたらワンチャン」などと思っていたのですが、結果はご覧の通り。
特別優先のみで155%、無事一般募集は無しとなりました(涙)。
しかし年利6%・2年案件に1,665人の投資家が8億円以上を投資するとは、さすがのCOZUCHI。
下記のような利率上乗せがあるので人気が出るのも当然なのですが、最近は懸賞に応募している気分になってきました。
もう一つのファンドは・・・
ちなみに同じCOZUCHIの話題。
「横浜 元町・中華街」ファンドですが無事落選しました。
LEVECHYファンド1号(抽選式)
次は「レベル違いの不動産投資」を謳うLEVECHY(レベチー)の話題。
銀行融資を繰り入れることで、初回案件は年利10%という高い利率を実現しています。
・LEVECHYファンド1号(匿名組合)
予定年利:10%
予定運用期間:12ヶ月
募集金額:6,300万円
保全など:優先劣後方式 劣後出資5%以下・銀行融資組み入れ
こちらもかなりの人気が出ることは分かっていましたが、蓋を開ければまさかの2000%超え。
私も50万円で投資していますが、こちらもすでに運試しというより宝くじの域。
むしろこの倍率で当選する方が怖いので、期待せずに放っておくことにしたいと思います。
(会員登録方法)
www.sallowsl.com
高抽選倍率の案件への所感
不動産投資型クラウドファンディングにおいて高抽選率案件が登場するのは奇妙なことではなく、不動産投資型では多くの案件が一定期間の抽選形式を取っているので、人気が集中すれば当然抽選率は高くなります。
ではそういった案件は怪しいのかと言えばそんなことはなく、あくまでも案件によるというのが正解。
例えば今回のCOZUCHIはこれまでの利益上振れ実績が評価されてのことですし、LEVECHYについては10%という高利率の上にマーケティングがうまくはまったというのが原因でしょう。
私の場合は高抽選倍率の案件もたまには申し込みますが、基本的には「その時投資できる案件に分散しつつ投資していく」ことを心がけています。
融資型クラウドファンディングにも分散投資しているのはそのため。例えば下記のサービス「CAPIMA」は、運営会社の経営層と個人的なつながりがあり最近推しているサービスです。