NYダウが史上初、3万ドルを突破しました。
せっかくなので、この記念に何か書こうと思います。
雑記になりますが、今私が考えていることについてつらつらと。
<目次>
お祭り騒ぎと酸っぱい葡萄
NYダウ3万ドル超え、S&P500は3600超え。
日本においても、記事を書いている11/25の前場において、日経平均は500円以上高くなっています。
投資界隈、特に米株の界隈はお祭り騒ぎで楽しそうですが、値動きのないクラウドファンディングは無風なのでそのお祭りに加われず、指をくわえて見ている私がいます。
もっとも私は、日々の値動きに一喜一憂するのに疲れてクラウドファンディング投資を選んだわけですから、この結果は当たり前のことです。
取れなかった葡萄は酸っぱいと思いたい気持ちもありますが、株価という数字が出ている以上、これはもうしかたありません。
値上がりもあれば値下がりもあります。山高ければ谷もまた深く、お祭り一色のタイムラインが一転、おはぎゃー祭りとなるときもあるでしょう(おはぎゃーが言えるなら、まだまだ余裕のある証拠ですが)。
どちらにせよその人の選択であり、損も益も全て、選んだ人のものです。
実体経済との乖離?
ところで株価が好調になると良く、実体経済との乖離がー、という声が出てきます。
実際に今の株価は実体経済と乖離していると私も思いますが、株価は実体経済「だけ」を映す鏡ではありません。
個別企業の株価が、その企業の実態だけを反映するわけではないことと同じです。
もしそうなら、テスラの株高はまったく説明が付かなくなります。
それに、実体経済との乖離を主張している人は、株価が落ちれば今度は「不景気の影響で」と、実体経済を持ち出すでしょう。そういう発言は放っておけばいいだけ、ということだと思います。
大事なことは、1/0思考に陥らないことです。
(1/0思考の参考記事)
www.sallowsl.com
株価は実体経済だけを反映してもいませんし、実体経済を反映していないわけでもありません。常にその間で揺れているもので、今の位置を知ることが大事なのだと思います。
格差は拡大します。当然ながら。
コロナ禍から一転、各国の巨大な財政出動や経済対策等が理由になったこの相場で、多くの投資家が資産を増やしていることでしょう。
中でもハイリスクハイリターンな仮想通貨では、ビットコインが200万超え、リップルは7日間で100%アップなど、大きく値を伸ばしています。
実は私も僭越ながら、ビットコインについては元値+225%という爆益状態です。
(※ネタです)
一方で、投資していない人は恩恵を受けられないと言う非難めいた声もありますが、それは当然です。
資産をリスクに晒してリターンを得るのは正しい行為であり、リスクを取れないならリターンがないのも当然のこと。それを国や自治体が救済するのは理想ですが、理想なだけで現実ではありません。現実はどこまでも自助第一です。
投資をするための資金がないという意見もありますが、資金の多寡は投資を始める理由にはなりません。
投資の目的は投資だけではなく、投資を通じて知識を得て生活をよりよくしていくことが、本当の目的だと思います。
ニューノーマルに期待大
新型コロナの世界的拡大は、社会や生活を一変させたことはまちがいありません。
そして外圧による大きな変化は同時に、これまでの世の中の問題点もあぶり出すことになったと思います。
一度変わった社会や生活は、たとえワクチンが効果を発揮したとしても、同じ姿には戻らないでしょう。
企業にとっても、これまでのビジネスモデルが通じなくなったり、これまでになかったビジネスが急拡大するなど、ニューノーマル(新常態)の状況が訪れています。
諸説はありますが、最近のビジネスにおけるニューノーマルは、一説には「インターネットの普及」「CSR/SDGsの重要視」だと言われています。
奇しくも前記の2つは2000年頃、2010年頃に起きたことであり、新型コロナは2020年と、約10年おきにニューノーマルのきっかけになる出来事が発生しています。
それでは今回は、どんなニューノーマルが訪れるのか。
企業が変わるなら、当然一人一人の暮らしも変わるわけで、そこには多くのチャンスがあるでしょう。
まったくもって、楽しみです。