融資型クラウドファンディング、「COMMOSUS(コモサス)」の話題です。
不動産を対象とした様々な案件を組成しているコモサスですが、今回も不動産を対象にしたファンドが予告されています。
<目次>
足立区五反野 事業用地 (二期#2)
今回COMMOSUS(コモサス)で予告されているのは、マンション用地のための購入資金を貸し付けるものです。
・足立区五反野 事業用地 (二期#2)
募集開始:2023/9/5 13:00~(先着式・前後入金)
予定年利:5.8%
運用期間:6ヶ月
募集金額:7,000万円
保全など:貸付先に対するリコースローン
貸付先は「二期社」。2014年設立の不動産会社で、2020年~2022年度の売上が15億円→55億円→84億円と拡大している勢いのある会社です。
貸付先の財務情報は会員限定情報になっていますが、中身を見た限りそこまで懸念はなさそうです。
本ファンドは対象不動産についての言及がありますが、これはあくまでも「集めた資金で購入する予定の不動産」であり、担保不動産でないことには注意が必要です。
貸付は二期社へのリコースローンとなるため、同社の経営リスクが存在します。
投資判断
本案件の貸付先となる二期社は、ファンド名称が「二期#2」となっていることから分かる通り、すでにコモサスにおいての資金調達実績がある会社です。
2023年の4月末に募集を開始した「埼玉県川口一棟マンション(EXITファンド)」が二期社に対する最初の貸付で、同ファンドはすでに償還されています。
以前に償還があったからと言って今回同じになる保証はありませんが、実績は実績でしょう、
今回のファンドの詳細を見ると、対象マンションを取得しバリューアップ後に売却を予定しているとのこと。
となると一旦全ての住人に他挙してもらう必要がありリスクになるケースもありますが、本件においては賃借人全員と退去に関する合意書が締結済みであることから、トラブルになる可能性は低いでしょう。
結果として土地のバリューアップは成功する公算が高く、つまりファンドが無事償還される可能性が高いということになります。
以上から私の投資判断はGOとなります・・・が、開始時間である9/5の午後1時に私はどこにいるのか。
温泉に入っているか砂丘にいるか、もしくは移動中と思われますので、タイミングが合わず今回は見送りということになりそうです。