一気に肌寒くなってきたこの頃、体調には十分気をつけたいところです。
10月末の資産状況を公開します。今月のトピックスは、貸倒処理の開始です。
<目次>
現在の投資状況(クラウドファンディング)
私の主力投資は相変わらず、クラウドファンディング一本。
他の投資もすべきとは頭では分かっていますが、この金額を値動きある投資に突っ込むと、日々の値動きが軽く月給を超えるレベルになるため、なかなか踏み出せないでいます。
投資はリスク管理が何より大事。そこまで大きな値動きは、私にはリスク過多であると判断しています。
2020年10月末時点のクラウドファンディング投資状況は、下記の通りです。
・投資総額:9,798万円
・10月利益(税引後):28.6万円
・貸倒繰入額:27.0万円
・累積利益(税引後):1,233万円
貸倒処理、始めました
10月度の利益は、税引後で28.6万円と好調でした。
今月から変わった点として、貸倒処理を始めることにしました。
担保が無い、もしくは担保の換価が難しいなどの理由で、今後回収の見こみがないと思われる遅延案件については、100%の減損処理を行う、というものです。
雑所得は雑所得以外と損益通算ができませんし、年度をまたいだ通算もできませんが、同じ年度であれば相殺は可能です。貸倒処理を行うことで、損失を平準化し節税につなげることができます。
回収可能性の低い案件を、いつまでも遅延にぶらさげているのは適切とは言えません。貸倒による減損処理には、会計上でも一定の妥当性はあるでしょう。
もちろん継続性の原則は守り、かつ税務署に否認されれば修正する覚悟の上での話です。
クラウドファンディングの損失に関しては、未だルールが決まっていないところもあり、ならば工夫の余地はあるだろうと判断しました。
今月はmaneoの京都案件で担保処分が完了し、無担保債権になった分の¥269,739を貸倒として、100%減損処理しました。
そのため、maneoの通算利益と合計の通算利益から、この分が差し引かれることになります。
状況が変わらなければ、今年中にあと100万円強は貸倒として処理します。
これにより、貸倒金額(合計130万円程度)の約1/3が所得税+住民税により還付され、節税となる予定です。
*後日もし一部資金が回収されることがあれば、もちろんそれは利益と合算して申告します。
現在の投資状況(ロボットアドバイザー)
以下、ロボットアドバイザーの状況です(正確には11/4現在の状況)。
まずウェルスナビは、リスクグレード最低の「1」で運用中。
投資元本380万円に対し、403万円(+23万円)になっています。
資産増加率はドルベースなら10%を超えていますが、円ベースでは+6%。円高の影響が出ています。
次に、個人的に注目しているAI搭載ロボットアドバイザー、ROBO PRO。
こちらは株式を多めに保有していることもあり、値動きは粗め。投資元本140万円に対してトントンという状態です。
それにしても株式3割・債券2割・コモディティ(金)5割とは、かなりユニークな持ち方をしています。
ROBO PROのパフォーマンスについては、こちらもどうぞ。
まとめ
10月末におけるクラウドファンディング投資総額は、およそ9,800万円(うち、遅延状態が約1,470万円)。
ロボットアドバイザーの投資元本は520万円です。
10月はクラウドファンディングから28.6万円の収益を得ましたが、貸倒に約27万円を繰り入れましたので差し引き+1.6万円。
また株価の下落などの影響で、ロボットアドバイザーの評価額が減少し、最終の運用収入は約3.7万円の赤字となりました。
良い時もあれば悪い時もあるのが投資。切り替えて、11月も投資を続けていこうと思います。