今回はクラウドファンディング界隈や、私の投資方針についての雑記です。
王道とはかけ離れた投資を行っている私ですが、クラウドファンディングについてはこんなことを考えています。
<目次>
王道を無視する理由
私はメインがクラウドファンディング、サブがロボットアドバイザーという、およそ一般的とはかけ離れた投資を行っています。
なぜ一般的に言われるインデックス投資を行わないのかについては、下記の記事で書きました。
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インデックス投資に悪い印象は一切ありません。単に私の状況・嗜好と合わなかっただけのことです。
結局は「人それぞれ」の5文字で終わってしまうもので、いかに一般的な投資とは言え、個人の状況や嗜好を無視して優劣を語るのは机上の空論にすぎません。
ましては優劣だけではなく批判やマウントに至るのであればもってのほかで、それは投資家以前に人としての問題でしょう。みんな違ってみんな良い、自分に合わないのなら礼儀正しく無視するだけのことです。
融資型クラウドファンディングについて
最近のクラウドファンディング界隈では、融資型についていくつか大きなニュース、衝撃的なニュースがありました。
旧来型の融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)は、一つの区切りを迎えているのかもしれません。
ただ旧来型に代わる「新型」の融資型案件も次々に登場していますし、金融機関以外からの資金調達需要が無くなったわけではないので、融資型クラウドファンディングという業界自体が行き詰まるということはないと思います。
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これは希望的観測を含んでいますが、ポジショントークではありません。
もし本当に融資型が行き詰まると思っているのなら、まず私が逃げ出します。こういったブログで情報発信をしていれば、ブログで書けないオフレコも含めて色々な情報が耳に入ってくるものです。
(*実際私、複数の機密保持契約を結んでいます)
最近の大きな流れ
最初に投資型クラウドファンディングとして融資型のサービスが始まって10年以上、投資型には大きな流れが起きていると感じています。
それは、不動産投資型クラウドファンディングの台頭です。
不動産投資型クラウドファンディングは、上場企業を含めた多くの不動産事業者が参入しており、小口不動産投資の一つの選択肢として定着する可能性があります。
一つの大きな特長は、「不動産投資型を潜在顧客へのフックツールとして利用している営業者が多い」ということであり、これが不動産投資型の安全性を底上げしていると思います。
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一方で不動産投資型は始まってまだ3年程度なので、今後どのような動きや変化が訪れるかについては注視が必要です。
サービスが広まれば、そこには質のよろしくないプレイヤーも参入してくる可能性があります(融資型とは事情が異なるので、不祥事が起こりにくい仕組みにはなっていると思いますが)。
変わっていけばいいだけの話
私は公言している通り、クラウドファンディングやロボットアドバイザーなど新しい投資好きで、特に投資型クラウドファンディングについてはベタ惚れしています。
私が投資型クラウドファンディングを始めた当初、融資型しかなかったので融資型メインで投資を始めましたが、最近ではクラウドファンディングのうち3割程度が不動産投資型になっています。
これからも状況の変化に応じてポートフォリオは組み直しますし、もしかしたらどこかの時点でクラウドファンディングがメインでなくなる事もあるかもしれません(今のところ、そんな予定は皆無ですが)。
「変わるものだけが生き残る」は進化論では否定されていますが、投資の世界ではまさにこれ。
状況が変われば手首ドリルなんて良くあることですし、状況に応じて柔軟に意見も立場も方針も変えていけばいい話だと思います。そういう点は私がかつて身を置いていた科学の世界と同じですし、考えてみれば投資と科学は相性が良いのかもしれません。
投資家の前提、私の前提
誰がどんな目的でどのような投資をしても、それは他者が批評することではありませんし、意見を求められたのならともかくとして言及するのもおかしなものです。
一方でどんな投資をしても自由ということは、その責任を全て自分で負うということ。
これだけが、投資家だと名乗るための必要条件だと思っています。
その上で私の投資の前提は、楽しむこと。
良い投資はつまらないものだ、という偉大な投資家の言葉がありましたが、まあそれも人それぞれということで。
私にとっては投資は趣味の一つなので、多少の損得勘定は横においても、楽しめる投資を探していきたいと思います。
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