不動産ディベロップ案件を扱う不動産投資型クラウドファンディング、「Victory Fund」の話題です。
2ヶ月ぶりの案件が登場しました。これまでの案件は全て利率10%という事業者でしたが、さすがに今回は少し落ちたようです。
＜目次＞
大田区大森北１丁目プロジェクト
Victory Fundで募集される第8号案件は、「大田区大森北１丁目プロジェクト」です。
・大田区大森北１丁目プロジェクト
募集開始：8/16 13:00～（先着式・後入金）
予定年利：8%
運用期間：10ヶ月
募集総額：3億円
保全など：優先劣後方式 劣後比率約3%
JR大森駅から徒歩５分、京急大森海岸駅から徒歩10分の立地にある大森北一丁目の4階建商業複合ビルとの情報です。
以前「このあたりのビルでしょうか？」という推測をしてみたのですが、ものの見事に外れたことをご連絡いたします。
実際はこのあたりです（会員登録後に書類を読むと、正確な位置が分かります）
案件の配当原資
本物件は現状でも年額16,350,900円（募集金額に対して年利5.3%相当）で着実なインカムを上げていますが、本物件の近くではタワーマンションの新規建設など再開発の計画が予定されており、再開発に伴って本物件でもバリューアップが見込まれるとのこと。
この再開発は「大森北一丁目計画」と呼ばれていて、「安田病院」跡地に地上24階建てのタワーマンションを建築するとのこと。この情報は、Victory Fundから得られたものと一致します。
本案件は、元々のインカム部分（5.3%）から3%を分配原資として確定させ、残り5%をキャピタル（売却益）として見込むことで年利8%を実現しようとするものです。
売却が不調である場合は営業者が買い戻すことが予想されますが、その場合はインカム部分の3%しか配当がなかったり、万が一の場合元本が削れるリスクは当然あります。
それ以外に重要な情報は、ログイン後の「契約成立前書面(PDF)」を確認して下さい。
所有権の存在、借入の有無、不動産の評価額などは投資前に熟読しておく必要があると思います。
一定のリスクはあるけど、高利率の事業者
今回のVictory Fund案件も、これまで同様不動産の開発案件でした。
利率は残念ながら10%を割って8%になりましたが、そもそも10%にこだわって無理のある案件を募集するくらいなら、安定した案件を募集してくれる方が良いに決まっています。
（後はできれば、予想以上の売却益上振れが起きたらその分を還元してくれるとありがたいですが）。
不動産開発案件は、例えばレジデンス案件などと比べると一定の不確実性はありますが、リスクを呑み込んだ上で分散投資先として選ぶのも一つの選択肢だと思います。
次の案件に興味がある方は、下記リンクから会員登録をいただければ幸いです！
（会員登録方法）
www.sallowsl.com
