ソーシャルレンディング投資記録(新)

【ゆるリタイアからのFIRE達成】クラウドファンディング*ロボットアドバイザー投資家のSALLOWによる、投資記録と投資情報のブログです。

ポケットファンディングの新案件紹介。貸付先で注目すべきこと。



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沖縄発の融資型クラウドファンディング、Pocket Funding(ポケットファンディング)の話題です。
投資を検討されている方、興味がある方は参考にしてください。

ポケットファンディングは他の事業者とは異なる、投資家にとっては魅力ある特徴を備えている事業者。
個人的に、少し資金を積み増すことを考えています。


<目次>

 
 

沖縄ファンド1号:うるま市豊見城市

今回募集されるのは、「沖縄ファンド1号」「沖縄ファンド2号」の二つ。
これまでは「沖縄中部」「沖縄南部」などの名前だったのが名前を変えたようです(複数所在の担保があるためだと思われます)。
  
f:id:sallowsl:20200301123846j:plain
 
沖縄ファンド1号

 募集開始:3/3 12:30~
 予定利率:5.4%
 運用期間:12ヶ月
 募集金額:749万円
 
 
通常の案件では、2案件あって片方がメイン、片方が少額のサブということが多いのですが、今回は両方がメインです。

案件1はLTV 60%、案件2は50%弱であることから、保全は相応にしっかりしていることが期待されます。
それに、ポケットファンディングの場合は案件の査定を厳しめにしているので、実際はLTVはさらに下がると予想されます。
(この案件についても、案件2の査定は近接案件の取引実績坪36万に対して、20万で査定しているそうです)


なおこの案件1については、以前ポケットファンディングで募集していた「沖縄中部ファンド22号」と同一の貸付先及び担保となります。
沖縄中部ファンド22号の内容紹介は、下記の記事で行っていますのでこちらも参考にして下さい。
 
www.sallowsl.com

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Pocket Funding

 
 

沖縄ファンド2号:うるま市豊見城市

沖縄ファンド2号、1号と同じ担保所在の組み合わせですが、うるま市の案件は貸付先・担保が異なります。
豊見城市の案件は、沖縄ファンド1号、2号で同じ貸付先・同じ担保です)
 
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沖縄ファンド2号

 募集開始:3/3 12:30~
 予定利率:5.1%(加重平均)
 運用期間:12ヶ月
 募集金額:2300万円


案件1のLTVは70%、案件2は「沖縄ファンド1号」と同じ対象ですので、LTVは上同様の50%以下です。
対象は農業地帯で、近隣の土地と一緒に造成して売却予定とのことです。
 
 

沖縄ファンド2号の場所推定

沖縄ファンド2号は、案件1、2の二つからなります。
金額の違いがあれ、良くある「メイン案件+ごく少額のサブ案件」という立て付けではなく、両方がメイン案件です。


案件1は利息天引き方式。利息は天引きされていますが、元本の安全性については天引きではない案件と変わるところはありません。
案件説明によると、「担保物件は開けた農業地帯の一角で、市道に面しており、国道にも出やすい。高速ICへ車で10分と交通の便も良い」
「車で5分圏内にゴルフ場が2件・総合病院・老人ホーム、徒歩圏内に看護学校」とのこと。

うるま市と一口に言っても広いのですが、ゴルフ場2箇所に車で5分(数キロ圏内)、徒歩圏内に看護学校となると、私が調べた限りではこのあたりではないかと考えています。


案件2の担保は豊見城市
豊見城市の総合公園から近くでライフラインが揃っている場所、さらに近くに市役所という記載から、下記のあたりでまちがいないと思います。


 
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Pocket Funding

 
 

貸付先の財務状況

今回一つ気になるのは、貸付先の財務状況。
「沖縄ファンド1号」、「沖縄ファンド2号」とも、案件1については貸付先の財務状況が公開されています。

そして貸付先は、両方とも債務超過(純資産がマイナス)状態。

それは確かに、両方とも「本借入人から同意を得られなかったため、本借入人に関する商号・名称・所在地などの詳細な情報の開示は控えさせていただく」ことになるわけです。これを公開したら事業活動に困難が出るでしょう。
 
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(沖縄ファンド1号 案件1の貸付先法人の財務状況)

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(沖縄ファンド2号 案件1の貸付先法人の財務状況)
 
もっとも、「沖縄ファンド2号」の案件1の法人は売上高が1,310万円、「沖縄ファンド1号」の案件1の法人に至っては、売上高124万円足らず。
ほぼ個人事業主のようなもので、債務超過は役員借入(会社の代表者などが会社に貸付を行っている)の可能性もあると思います。

売上規模よりも担保評価額の方が多いことから、法人の営業実態よりも担保の健全性に目を向けてもいいかもしれません。
ただ少し気になる財務状況でしたので、投資判断の基準に入れておいてもいいと思います。
 

 



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