SBIソーシャルレンディングから、これまでで最大のファンド募集が行われることになりました。
利率も最大級で、これは人気が出そうです。
もちろんリスクもありますので、内容を紹介します。
<目次>
SBISLメガソーラーブリッジローンファンド32号
今回募集されるのは、メガソーラーブリッジローンファンド(愛称:かけはし)の32号。
いつのまにか、32号まで募集してましたね。
・SBISLメガソーラーブリッジローンファンド32号
募集開始:9/23 10:00~
予定利率:8.0%
運用期間:21ヶ月
募集総額:28億円
今回の大きな特徴は、「28億円」というその規模です。
ちょっと調べてみたところ、これまでのSBIソーシャルレンディングにおける最大の案件は、「SBISLバイオマスブリッジローンファンド7号」の26億円。今回はそれを超える規模。
SBISLで最大規模ということは、事実上日本のソーシャルレンディングで最大規模ということでしょう。
おそらく全額埋まるとは思いますが、どのくらいの期間で埋まるのかが注目です。
案件詳細とリスク
今回の案件は、これまでと同様「玄海インベストメントアドバイザー社」との協業ローンファンドとなっています。
仕組みは同様のファンドと変わったところはありません。
会員限定の情報では貸付先が分かりますが、おそらくこの太陽光発電のための会社でしょう。
匿名になっている、と言えるのかもしれませんが、玄海インベストメントアドバイザー社が社名を出しているので、それほど問題ではないと考えます。
開発する太陽光発電所は、北海道の北斗市。
土地面積は約366,000m2で、売電価格は24円/kWhと標準的だと思います。
利率8%は魅力ですが、担保となるのは事業用地の地上権(他人の土地で、その上に工作物を所有するため、土地を使用する権利)。
土地そのものの権利ではなく、換価は難しいという点は注意です。
これまでのメガソーラーの実績(遅延無し*、貸倒無し)と、いざというときのリスクの両面を考える案件でしょう。
28億円が瞬間蒸発することはなさそうなので、私は様子見の予定です。
*内部遅延は数日あったものの、投資家の返済に影響のある遅延は無し
現在の投資状況
最後に、私のSBIソーシャルレンディングにおける投資状況です。
利益額の¥483,763は現在の案件のみ。
これまでの累計だと、手元の計算になりますが利益はおよそ190万円出ています。
一部案件では残念ながら、元本の一部が貸し倒れることになりました(上記の190万円は、それを差し引いています)。
投資をしている以上は、損得は必ず付いて回るもの。リスク分散が大事です。