望ましいことではないのですが、渦中の事業者となってしまったSBIソーシャルレンディング。
今月分の償還がありましたので、私の投資状況を含めて紹介します。
<目次>
今月の償還状況
現在の私の投資状況、今月の償還前後における投資状況は、以下の通りです。
一部でも償還があったものが青色、全額償還があったものを赤色で示しています。
償還前時点での投資金額は¥13,065,826、償還金額は¥1,717,924で償還金額を含んだ償還後の投資金額は¥13,096,026。
差引、今月のSBIソーシャルレンディングでの投資収益は¥30,200でした。
詳細を見ていきます
償還された内容を見ていきます。
まずカンボジア・マイクロファイナンスローンファンドが、満期を6ヶ月ほど残して全額償還。
後は不動産担保ローン事業者ファンドがいくつか、いつも通りの一部期限前償還が行われているという状況です。
一方、SBIソーシャルレンディングが渦中の事業者になってしまった、そのきっかけと思われるのがメガソーラーブリッジローンファンド。
私が現在、唯一所有しているのは「SBISLメガソーラーブリッジローンファンド29号」で、きっかけになったと一部で報道されている貸付先と名称は完全一致はしていませんが、何らかの関係性はありそうです。
その29号ですが、今月時点において償還は無し。
もともとメガソーラーは、相対的には期限前償還が起こりにくいのですが、さてどうなるか。動きがあれば、また記事で紹介したいと思います。
(参考記事)
www.sallowsl.com
今のところは集金力に陰り無し?
SBIソーシャルレンディングで起きた一連の問題は、第三者委員会の設置にまで拡大することになりました。
すでに金融庁にも報告しているということは、金融庁とも連携した対応にならざるを得ず、全容の解明には相応の時間が必要になるものと思われます。
その後投資家の資金がどうなるのか、これについては今のところ憶測で物を言う状況ではありません。
一方で足下を見ると、不動産担保ローン事業者ファンドについては需要はともかく、資金の供給(=投資家からの出資)は決して低調にはなっていないことが分かります。
今回の案件がどのくらいの期間でどう決着するかだけでなく、SBIソーシャルレンディングそのものへの影響、またソーシャルレンディングそのものへの影響も見ていく必要があります。
私はそこまで規制推進派ではないですが、そろそろ何か規制を働かせた方がいいかもしれないな、とは思っています。新規業者の参入障壁にはなりますが、業界の安定的な発展を考えれば頃合いと言えるかもしれません。
投資方針について
今回の事件を受けての私の投資方針ですが、特に変わることはありません。
こんな事になったから言うのではなく、ずっと前からですが、クラウドファンディング投資で一定以上の金額を投入する際、徹底的な分散投資をするべきというのが私の持論です。
具体的には、私の投資方針は以下の通りです。
・1事業者への投資最大金額は、総投資額の15%以内
・1案件への投資最大金額は、総投資額の2%以内(できれば1%)
分散させすぎかもしれませんが、数年前の一連の問題で地雷を踏みまくってもまだ含み益になっているのは、こういう事情もあると思っています。
私はクラウドファンディング投資に惚れ込んでいますが、どれか一つの事業者や案件に惚れ込むことはしません。お勧め案件が多岐に渡るのも、それらの間に順列を付けないのも、これが理由です。
SBIソーシャルレンディングには、知り合い等の紹介用コードがあります(今は情報を見極めた方がいいかもしれませんが)。
プレゼント金額は紹介者・被紹介者2,000円になりますが、不特定多数にばらまくコードではありませんので、もし利用されたい方はツイッターでお気軽にDMをどうぞ。