AGクラウドファンディングから、「アイフルファンド #12」が登場しました。
正直言って条件は大したことがありません。ただもちろん意義はあります。その意義について解説します。
<目次>
アイフルファンド #12
AGクラウドファンディングから新たに募集されるファンドは、「アイフルファンド #11」。
・アイフルファンド #12
募集期間:~7/21 23:59
予定年利:1.18%
運用期間:6ヶ月
募集金額:3億円
アイフルファンド#12からは、最低投資金額が1万円→1円に変わり、デポジットに残っている端数を投資しやすくなりました。
条件だけ見れば年利1.18%と大したことはないのですが、営業者(AGクラウドファンディング)のアイフルへの貸付金利も1.26%と低く、利益を求めての案件でないことは明らかです。
ではこの案件の意義は何なのか、考えてみました。
社債投資よりも有利な案件
一つの意義は、社債投資の代わりとしての商品です。
本ファンドはアイフルへのリコースローンであり、アイフルがデフォルトしない限り実質的に投資家の元本は高い確率で守られます(*)。
*投資の世界で断言は御法度なのでこういう表現にしますが、実質はまず間違いなく安全だと思ってます。
また本ファンドの弁済順位は、無担保社債とほぼ同様と考えて良いでしょう。
そうなると、アイフルの直近の無担保社債条件は「利率0.97%・期間2年・1口1億円」であることから、アイフルの社債に投資するよりも短期間・小口・高金利の投資対象と分かります。
アイフルの社債はJCRによる格付けで投資適格の「BBB」。
以上を考えると、アイフルファンドは手元の余剰資金を一時預けておける「定期預金よりはわずかにリスクがあるものの利率は高い」場所としての意義がある、と考えます。
人の投資嗜好は様々ですから、1%台のファンドに魅力を感じないという人がいてもそれは当然。
同時に「利率は1%台でいいから、安全な資金の待機場所が欲しい」と思う人がいるのも当然であり、アイフルファンドはそういう受け皿になり得ると考えます。
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