不動産投資型クラウドファンディング、「FANTAS Funding(ファンタスファンディング)」の話題です。
先日アップサイド配当が発表され、案件の魅力が増したFANTAS Fundingから新たなファンドが登場しました。
<目次>
配当保証(=早期償還時の実質利率アップ)
先日よりFANTAS Fundingでは、「配当保証」が実装されることになりました。
これは早期償還が起きた際、当初予定されていた運用期間分の配当が保証される(例えば、運用期間6ヶ月のファンドが2ヶ月で償還された場合、6ヶ月分の配当が支払われる)という仕組みであり、早期償還による配当ダウンを回避し投資家の利益を確保することになります。
前倒しでの償還が起きるということは、当初想定よりも好条件で売れたということ。この場合事業者の利益は増えますが前倒しで償還されると投資家の利益は減ります。この利益相反を無くす仕組みがアップサイド配当(配当保証)です。
FANTAS Fundingにおいて好条件での売却が実現した場合、なぜアップサイド配当ではなく配当補償にしたのか。これは一言で言えば、配当保証の方が投資家の利益に繋がるからです。
FANTAS Fundingにおけるファンドは開発型を含めても、当初の予想を大きく上回る(2倍、3倍などの)利益はそこまで見込めません。となればアップサイド配当ではなく配当保証の方が、投資家にとっては有利な仕組みとなります。
短期運用ファンドが予告
FANTAS Fundingから、上で紹介した配当保証の仕組み付きファンドが予告されています。
・FANTAS check PJ 第205号
募集期間:2025/6/13 19:00~6/19 8:59(抽選式・後入金)
予定年利:4.2%
運用期間:4ヶ月
募集金額:1,360万円
保全など:優先劣後方式 劣後比率20%
本ファンドの対象は、大阪府大阪市西区九条3-10-1に所在する区分マンション「アドバンス 九条グロウス」の807号室。
阪神なんば線「九条駅」徒歩4分に立地する利便性に優れた物件です。
(ストリートビュー)
この物件はすでに第三者と売買契約が締結されており、売却先・価格が定まったEXITファンドです。
第三者の金融機関からのローン審査が終わっていないため売却は確定ではありませんが、ファンドの不確実性は一定程度担保されていると言っていいでしょう。
売買契約が早期に終結すれば配当保証が実現する(もちろん早期終結は保証されていませんが)上、インカム型の安定した物件で劣後出資も20%。
安定性とアップサイド期待を兼ね備えたファンドと言えるでしょう。
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