ソーシャルレンディング投資記録(新)

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「4%ルール」? それとも、高配当?



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今回は雑記で、投資に対する考え方を紹介します。

一般的に言われる「4%ルール」と、クラウドファンディングや高配当投資などのインカムゲイン投資とにおける、「心持ち」の違いについてです。


<目次>

 
 

「4%ルール」の紹介


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まずは「4%ルール」の簡単な紹介から。


4%ルールというのはFIRE/セミリタイアの界隈では良く聞かれる言葉で、「年間支出の25倍の資産を構築すれば、FIRE/セミリタイアによる資産枯渇を防ぐことができる」という意味です。


4%というのはアメリカのS&P500の年間平均成長率7%から、アメリカの年間平均インフレ率3%を引いた数字で、インフレの影響を加味しても年間4%の利回りを得ることができるという計算です。

あくまでもアメリカのS&P500、アメリカのインフレ、そしてアメリカの法制度を基盤にした考え方ですので、日本にそのまま4%が当てはまるということではありません。


「十分な資産を構築して投資すれば、その投資からもたらされるリターンで生活できる」という一般的な意味で、「4%ルール」という言葉が使われているわけです。
 
 

リターンのあり方は様々


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前にも書いた通り、「4%」というのは一つの指標であり定量化されたものではありません。単にアメリカのS&P500とインフレを用いて試算すると4%になる、というだけのことです。

なのでインフレ率が異なれば別の数字になりますし、投資対象が変わっても別の数字になるでしょう。


先にも書いた通り、4%ルールのエッセンス部分は、「十分な資産を構築して投資すれば、その投資からもたらされるリターンで生活できる」という点です。


このリターンの源泉はVTIやVOOのようなインデックス投資が一般的ですが、インデックス投資でなければならない、という理由はありません。投資商品は世に多くあり、リターンのあり方も様々です。

インデックス投資は一般解ではあっても、最適解かどうかはその人しだいです。


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4%ルールとインカムゲイン・高配当の違い


私はクラウドファンディングとロボットアドバイザー投資を行い、最近はカバードコールETFも購入を始めました。

そして今現在FIRE済で、主に投資から得るリターンで生活しています。


生活費の供給源として、私は4%ルールではなく、インカム主体の投資(あるいは高配当投資)からのリターンを選びました。この二つの違いを図示すると、下のようになります。

(*投資資金の変動など、細かいところは省略した概念図です)


 ソーシャルレンディング投資記録


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これだけを見ると、4%ルールもインカムゲイン・高配当投資も根本的なところでは違わないことが分かります。

ただし、心持ちは違います。その違いを言語化してみます。
 
 

心持ちの違い


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心持ちの上での大きな違いは、「投資資金と生活資金の区分け」にあります。


4%ルールでは投資資金の一部を取り崩して生活資金にするため、投資資金と生活資金を同一視する傾向にあります。

これに対してインカムゲイン・高配当投資では、投資資金から得られるリターンを生活資金にするため、投資資金と生活資金が切り離されている認識です。


どちらの認識が好ましいか、あるいはどちらも同じだと思うかどうかはその人しだいですが、私には投資資金と生活資金が切り離されている方が居心地良く感じるので、インカムゲイン・高配当投資を選びました。


私は値動きアレルギーなので、投資資金は「リターンを得るために無くなった資金」という認識をしておかないと、相場下落時には全て売却して楽になりたいと思い、実行してしまう恐れがあるためです。
 
 

まとめ:投資資金は無くなったお金


以上が取り崩し局面において、私が4%ルールではなくインカムゲイン・高配当投資を選んだ理由を言語化したものです。


私にとって投資資金は生活資金とは切り離されている、リターンのために捧げた資金という認識です。そのため投資資金に多少損失が出たところで、インカムゲインが持続していれば大きな問題はありません。


極論を言えばインカムゲインが永続するなら、投資資金は二度と使えなくなっても構わないと思っています。私の満足は日々の何気ない暮らしと美味しいご飯、温泉とサウナ、お酒とつまみがあれば満たされる安いものなので。


これはただの認知バイアスだという意見もあるでしょう。

しかし認知バイアスが問題になるのは、それに気付かない場合のみ。自覚している認知バイアスは、個人の趣味嗜好の範疇だというのが私の考えです。
 



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