先日マネオ社の賠償判決について記事を書きましたが、今回はその関連記事です。
マネオプラットホームの一つ、ガイアファンディングの案件で動きがありました。
<目次>
ガイアファンディングを巡る動き
ガイアファンディングで遅延が起きたのは3年以上前であり、これを受けてmaneo社はガイアファンディングと調整を繰り返してきましたが、結果として2019年3月12日に貸金返還等請求訴訟を提訴することになりました。
結果、2022年3月時点で下記の通り勝訴判決が下り、勝訴が確定しています。
(maneo社からの連絡、引用)
2022年3月2日の控訴審の判決期日において、当社が勝訴判決を得た後、上告されることなく上告申立ての期間が経過し、当社の勝訴が確定いたしました。
今後、ガイア社及び屈文馨氏からの回収に向けた手続の実施を予定しております。
また、これまで係争中であることを理由として謝絶の意を伝えられていた面会や、各案件の回収に向けた進捗状況の開示を求めて参ります。
勝訴を得たとは言え「無い袖は振れない」という問題点は残りますので、正直あまり期待はしていなかったのですが、今回ガイアファンディングの一部案件について償還が行われました。
一部案件で償還
今回償還が行われたのは、ファンドID375(テキサスロジスティクスファンド3号)と473(テキサスファミリーホームファンド4号)です。
私はID375の案件に30万円、ID473の案件に52万円を投資し全額が遅延していたのですが、今回の償還によってそれぞれ¥190,018(63.3%相当)と¥368,347(70.8%相当)が返還される運びとなりました。
(入出金履歴の一部)
正直なところ今回の償還は期待していなかったのですが、いずれにせよ遅延案件が一部でも償還されたのは喜ばしい限りです。
ガイアファンディング遅延の残り
これで私のガイアファンディングにおける遅延は、あと236万円ほどになりました。
今回は運良く償還が行われましたが、今後の回収はまだ難航すると思います。
もし最悪全損したとしても確定申告を行えば、同年中の雑所得から源泉徴収された所得税や翌年の住民税が還付されますので、最大3割程度は補填を受けることができます。
それでも戻ってこないよりは戻ってきた方が良いのは当然なので、勝訴を期に物事がうまく進めばと祈念しています。