不動産再生・事業参加型の不動産投資型クラウドファンディング、「ハロー! RENOVATION」の話題です。
新たに募集が始まったファンドの対象は、なんと「皇族の旧別邸」。こういった対象に投資できるのは、クラウドファンディングならではの楽しみです。
<目次>
旧東伏見宮葉山別邸継承ファンド
ハロー!RENOVATIONでは現在募集されている、「旧東伏見宮葉山別邸継承ファンド」の紹介です。
・旧東伏見宮葉山別邸継承ファンド
募集予定:~2025/1/31(先着式・後入金)
予定年利:5%
予定運用期間:5年
募集金額:6,800万円
保全など:無し(助成金・セイムボート性あり)
【ハロー! RENOVATION 公式サイト】(広告リンク)
本ファンドは神奈川県葉山町にある、皇族の旧別邸(洋館1棟)を対象としたファンドです。
対象不動産は1914年に東伏見宮依仁親王の別邸として竣工、1952年より宗教法人イエズス孝女会が建物を継承・維持管理され、国登録有形文化財になっています。
築100年を超えたことから建物の老朽化が進み、維持管理になったことで解体も検討されたところ、地元の有志から建物の存続を願う声が多く上がり、ハロー!RENOVATIONの運営会社であるエンジョイワークス社のところに話が持ち込まれました(と、東京の交流会で聞きました)。
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ふつうの不動産投資をやっている限り、まず確実に出会わないだろう案件。
こういう物件に投資できるというのは、不動産投資型クラウドファンディングの醍醐味です。
ファンドの詳細と仕組み
本ファンドは上記の通り、有志が集まった「一般社団法人 La Casa Blanca Hayama」を中心とした活動により、2宿泊事業&レンタルスペース事業として2025年春に開業予定です。
(旧別邸の紹介)
youtu.be
ファンドは年利5%・運用期間5年。
不動産投資型クラウドファンディングによくある優先劣後方式はありませんが、代わりとして公的な助成金や有志による寄付金がファンドに組み込まれます。
ファンドの総額は出資金6,800万円+助成金6,195.5万円+寄付3,000万円=約1.6億円であり、投資家の出資金と助成金・寄付金はセイムボート性を持つと言えそうです。
投資特典と投資判断
本ファンドに投資を行うと、以下の特典が付与されます。
①出資額に関わらず(1口=10万円)
・改修工事後のオープニングパーティへ招待
・別邸内に設置するプレートやウェブサイトに名前を掲載
・別邸利用に必要なLa Casa Blanca会員の入会金免除
②5口(50万円)以上の投資・運用期間中に「一棟貸し」or「1泊2日の宿泊」のどちらかを1回30%OFF
③10口(100万円)以上の投資・運用期間中に「一棟貸し」1日無料
④15口(150万円)以上の投資・運用期間中に「1泊2日の宿泊」1回無料
⑤60口(600万円)以上・運用期間中に毎年「1泊2日の宿泊」無料(計5回)
投資対象も特典も、普段の生活や投資をしていては得られないものばかりで、貴重な経験になることは間違いありません。
私の住んでいる京都から葉山は若干遠いという点だけがネックですが、手元資金と相談して50万円ほどで投資を検討しています。
楽しみのある投資
クラウドファンディングはオルタナティブ投資の一種で、従来の投資とは異なる性質とリスク(もしくは相関性)を持ちます。
それなら従来の投資とは異なるリターンがあるのも当然で、ハロー!RENOVATIONはその中でも金銭以外のリターンが多い事業者と言えます。今回のファンドはその最たるものでしょう。
投資は金銭的リターンが最優先であることに異論はありませんが、同時に投資を長続きさせようと思えば楽しみとしてのスパイスも重要。
ハロー!RENOVATIONはそういう性質のサービスだと思います。興味がありましたら、広告リンクを利用いただければ幸いです!
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